全日本チャンピオンが競技とビジネスを両立する理由ーエアロビック競技日本代表・上田真穂

全日本チャンピオンが競技とビジネスを両立する理由ーエアロビック競技日本代表・上田真穂

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  • 更新日:2021/09/16

私たちのワークストーリー Vol.1

どんな仕事にも、一つ一つに込められた想いがある。そして、この世の中には働く人の数だけストーリーがある。働き方や自分のやりたいことが明確になりつつある今、仕事への向き合い方や求めるものも変わってきているはず。悩みながらも懸命に今を生きるwith世代の女子たちのワークストーリーを大公開!

精神論が強い日本のアスリート界の未来を変えたい

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上田真穂さん(29歳)/エアロビック競技日本代表・Maenomeryアスリートコスメプロジェクトリーダー

【PROFILE】エアロビック競技選手。「アステム湘南VIGOROUS」に所属し、2020年には全日本チャンピオンに。アスリートの他にも、指導者や化粧品開発など精力的に活動中。

アスリートがおしゃれを楽しめるコスメプロジェクトを始動

「母がエアロビック指導者だったこともあり、自然と競技を始め、トップアスリートを目指し日本体育大学へ入学しました。どちらかというとマイナーな競技であるエアロビックに熱心に取り組む私に対して、オリンピックを目指している人たちからは一線引かれていて、『なんでそんなに頑張るの?』と、エアロビックを馬鹿にされた時はものすごく悔しかったです。オリンピック競技とそれ以外の競技の差を感じたことで、今後エアロビックに興味を持った子供達が同じ思いをしないよう、私の人生をかけてエアロビックを有名な競技にしようと決意しました。そこからは、地元で所属チームのファンクラブを立ち上げたり、withLabメンバー100としてメディアに出演するなど、色々なことに取り組んできました。今は、アスリートのキャリアサポートをしている会社に所属し、ビジネスを学んでいます。そこで『女性アスリートだから』という理由でおしゃれすることを制限されるこの世界を変えるために、競技を続けながら、化粧品開発企画のリーダーとして仲間集め~企業との商談や商品開発に携わっています。

日本のスポーツ界はまだまだ精神論が強く、現役中に練習以外のことに目を向けると、『練習もしないで遊んでいる』と叩かれがちなんです。でも、アスリートだって一人の人間、ずっと意識高くいられるわけではありません。コロナ禍においては特に、大会もなく、練習も思うようにできなくて精神的に追い込まれてしまうアスリートをたくさん見てきました。私自身を思い返すと、最近取り組んできた競技練習以外のことが、新たな気付きや視野を広げてくれて、巡り巡って競技にもプラスになっています。そのおかげもあって昨年、ついに夢だった全日本チャンピオンになれたんです。ライバルは10代でした。今の私ならたとえ怪我をしても、だったら休んでいる時間で別のことをしようと前向きに捉えられる。だから、競技の平均年齢は大幅に超えていようと、あと10年は現役でいようと思っています!(笑)

上田さんの「働く」モットー

「何か面白そう」と思えるたくさんのことに目を向ける

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1.Maenomeryは現役アスリートのデュアルキャリアをサポートする会社。お金のことを気にせずに競技ができるように、現役中に働くための教育プログラムなどを実施。2.日本全国の女子アスリートやスポーツ女子達の「競技者としても女性としても輝きたい」「アスリートだっておしゃれをしたい!」という思いから、化粧品開発がスタート。3.現在は第1弾のファンデーションのサンプルを試作中。あと半年ほどでクラウドファンディングにて資金調達を開始予定です。

ライバルは高校生でした

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1.2.エアロビック界では私は遅咲きの部類。周りは10代でも一番のライバルは自分なので、まだまだ現役でいる予定。将来の目標は、自分の名前のついたエアロビックの大会やエアロビックショーを開催すること。3.4.アステム湘南ではコーチとして子供達にエアロビックを教えています。

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撮影/水野昭子 取材・文/大塚悠貴 ●再構成with online編集部

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