高校生が養殖に取り組む幻の高級魚「サツキマス」 初めての調理実習でおいしさ実感「めっちゃおいしい」【香川】

高校生が養殖に取り組む幻の高級魚「サツキマス」 初めての調理実習でおいしさ実感「めっちゃおいしい」【香川】

  • RSK山陽放送
  • 更新日:2023/05/26

幻の高級魚ともいわれる「サツキマス」の養殖に、香川県の多度津高校が取り組んでいます。きょう(26日)初めて、サツキマスを使った調理実習が行われました。

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体長40センチ、1キロにまで育った養殖のサツキマスです。多度津高校の海洋生産科では約10年前からアマゴを大型の水槽の中に入れ、徐々に海水を加えて成長させて、サツキマスに育てるという取り組みを行っています。今年は200匹ものサツキマスを育てました。

(多度津高校 海洋生産科の生徒)「けっこう力がいったので大変でした」

「素材がおいしいので、味を生かして調理してほしい」

(家庭科の教諭)「サツキマスのムニエルを作っていきたいと思います」

サツキマスの調理に挑戦したのは電気科の生徒28人です。サツキマスをオリジナルブランドの「サーモン」としてブランド化している多度津高校。そのことを海洋生産科以外の生徒にも知ってもらおうと、初めて行いました。

(調理実習をした生徒)「タイミングとかひっくり返すのとか難しいですね」

「すごいいい香りがしてます」

希少で美味とされるサツキマス。味の方はどうだったのでしょうか。

「いただきます」

(調理実習をした生徒)「やわらかくてめっちゃおいしいです。いつも骨取るのとか苦手なんですけど、骨のまわりもきれいにとれます」

(調理実習をした生徒)「こんなおいしい魚は市場とかでしか食べないんで、それを学校で作っているというのがすごいと思いました」

(多度津高校 海洋生産科 大坂吉毅教諭)「そのおいしさを、またどこかの場面で広めて行ってくれたら、学校独自のブランドの魚が認知されていくのかな」

20度以下の低温で養殖するサツキマス。多度津高校では今後、知名度をあげて冬の瀬戸内の養殖魚として広めていきたい考えです。

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