伝説的な給与を獲得後に没落、でも起業で復活した男の話 第15回 Clubhouseから学ぶ、起業者は人と会わないほうが儲かる理由

伝説的な給与を獲得後に没落、でも起業で復活した男の話 第15回 Clubhouseから学ぶ、起業者は人と会わないほうが儲かる理由

  • マイナビニュース
  • 更新日:2021/02/21
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お陰様で筆者の会社である吉政創成は創業から創業から10期連続で増収を達成しました。本当にお客さまやパートナー、アシスタントに恵まれた10期でした。ありがたいことです。周囲からは「吉政さんは顔が広いですよね」や「コネクションが多いですよね」といわれることが多いのですが、多くの成功されている方や忙しく活躍されている方と同じように、人とはあまり会いません。

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サラリーマン時代に名刺交換した人は2万枚になりますので、たくさんの人と会っているのは事実ですが、仕事でお世話になるようなキーマンの方とは1年に1回も合わないことが多いです。コロナ禍でなくても、3年は会っていなくても毎月仕事をしているようなケースもあります。そこで感じたことは、人と会うことで売上が上がるとは限らないということです。

起業して仕事を増やすには、自分のサービスを良いサービスとして知ってもらうことが大前提です。知ってさえもらえれば、仕事が得られると思っています。

少し脱線しますが、この良いサービスとは日本一のサービスである必要はなく、市場の中で相対的に上位であればOKです。起業を検討にあたって、とてつもなく壮大な案を考えて、唯一無二の突出したサービスを企画しようとしている人をよく見かけます。

それはそれで成功する場合もあるのですが、小企業ではパワーが足りないので、大きなことはできません。それよりも市場で必要なサービスを価格や品質、納期において、既存の企業を相対的に上回るだけで仕事は増えます。現実的に儲かるサービスを考えましょうということです。

話を戻しますが、サービスを知ってもらえれば、問い合わせは増えます。できれば、検索エンジンで上位に入り、何もしなくてもお問い合わせが入り、その中から良いもののみにコンタクトして受注できるのが一番いいですよね。

そうです。勘がよい読者の皆様はもうおわかりだと思うのですが、今日お話ししたいことは、売上を伸ばすには、生産に直結する活動量を増やせばよいということです。それにはもちろん、お客さまの注文が来ないといけませんが、注文が来ない時は営業すればよいのです。

こんなことをいうのは、一般的には必要と思われているけれど、実は無駄な時間が多いと思うからです。例えば、筆者が無駄と思って、全く実施していないのは以下です。
○お付き合いや情報交換でお酒を飲むこと

お酒を飲むことで割かれる時間は大体2時間です。往復の移動時間を考えれば4時間です。しかも、一度飲むと年に何度も飲みに行かないといけなくなります。その時間を生産に当てたほうが儲かります。

経験上、飲まなくても仕事は取れます。実際、筆者が飲みに行くのは自分が主催している業界団体のパーティの年に1回くらいです。営業で飲むことはしません。また、飲むことにより、お客さまと癒着してただ働きが増えるという感覚があります。
○セミナーやSNSの講師と仲良くなろうとすること

その人に仕事を依頼するための面識つくりならいいですけど、いつか使えるかもしれないコネのために時間を割くのはもったいなさすぎです。特に最近はやり始めたClubhouseは時間がかかりすぎです(面白いですけどね)。

Clubhouseをちょっとやってみて、時間がとられすぎて業績が悪化することに気が付き、すぐにやめました。Clubhouseは人との距離がすごく近くなり、場合によっては会話できたり、自分が発言できたりで、良いことも多いのですが、とにかく時間がかかります。

休憩時間や通勤時間、お風呂でラジオを聴く感じで使うのであればいいと思うのですけどね。ちなみに、Clubhouseでコネを作る必要はないですよ。コネがなくても、自分の実力が伴っていれば初見でも仕事ができます。逆に、顔見知りでも組んでメリットがない人からは依頼があっても断ります。

ちなみに、私は年間を通して登壇以外でセミナーに参加することはありません。時間がもったいないからです。活字で情報を得たほうがはるかに速いですし、正確な情報が得られます。
○社内会議

もちろん、会議をしたほうがよい場合もありますが、実は掲示板やチャット、メールで決議できることが多いです。説明しないとわからないことや、議論しないと導けないような内容であれば、意見や内容がまとまっていないと思います。内容がまとまっていれば、ほとんどの会議は20分30分くらいで終わるはずです。

ただ、人間は時間をかけたり、人が集まったりすることで、なんとなく仕事をした気になるものです。ちなみに、吉政創成は14名のアシスタントと創業時から100%テレワークで運営しており、会議もテレビ会議で15分くらいです。しかも、この15分は仕事のノウハウを説明する際に図があったほうが良い時だけです。社内会議は本当に無駄なことが多いです。

このやり方がすべての起業に適しているとは思いませんが、私はこのやり方で10期連続で増収させ、コロナ禍でも好業績を維持しています。どこか参考になる部分があれば幸いです。

それでは今日はこの辺で。

著者プロフィール

○吉政忠志

業界を代表するトップベンチャー企業でマーケティング責任者を歴任。30代前半で同年代国内トップクラスの年収を獲得し、伝説的な給与所得者と呼ばれるようになる。現在は、吉政創成株式会社 代表取締役、プライム・ストラテジー株式会社 取締役、一般社団法人PHP技術者認定機構 代表理事、一般社団法人Rails技術者認定試験運営委員会、BOSS-CON JAPAN 理事長、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事を兼任。

吉政忠志

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