
山陰中央テレビ
上空にある強い寒気の影響で、山陰地方では1月24日夜から25日朝にかけても断続的に雪が降り、平野部でも大雪となりました。引き続き積雪や路面の凍結への注意が必要です。
午前4時の鳥取市です。中心市街地の道路にも雪が降り積もり、除雪作業が行われていました。一方、こちらは松江市です。
福村記者:「先ほどから再び強く雪が降り始めた松江市。すでに私のすねあたりまで積もっています」
通行人:「すごい雪です。びっくりしました。普通に歩くだけでも大変です」
午前9時現在の各地の積雪は、松江32センチ、米子で37センチ、鳥取で16センチなど平野部でも大雪となっています。また冷え込みも厳しく、最低気温は松江で氷点下3.8℃、米子で氷点下3.9℃など多くの地点で今シーズン最も低くなりました。この大雪で交通への影響も出ました。松江市東出雲町から米子市にかけての国道9号線や鳥取県智頭町の国道373号線では大型車両の立往生をきっかけに渋滞が発生しましたが、現在は通行できるようになっています。交通への影響は今も続いています。山陰の各空港を発着する空の便は、25日午前中を中心にほとんどが欠航していますが、午後からは一部をのぞき運航を再開する予定です。一方、JRは山陰エリアの全区間で終日運転取りやめとなっています。また両県の高速道路も通行止めが相次いでいます。