節約上手の「ものをムダにしないコツ」まとめ。使い倒せばゴミが減ってエコにも

節約上手の「ものをムダにしないコツ」まとめ。使い倒せばゴミが減ってエコにも

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  • 更新日:2022/05/14

いろいろなものが値上がりしている今、暮らしのなかのムダをできるだけなくしたいと考えている人も多いのではないでしょうか? そこで、ESSEonlineで過去に紹介をして反響の高かった、暮らし上手な人たちのものをムダにしないコツに関する記事を、まとめて紹介します。ゴミが減って節約にもなるアイデアを、ぜひ試してみてください!

70代、暮らし上手のものを使いきるコツ。あきビンや牛乳パックも使い倒す

70代を迎えてもなお、自分らしく、心地のよい暮らしのヒントを日々発信し続ける坂井より子さん。そんな坂井さんが大切にするのは「ものの命を大切にして、きちんと使いきる」というルール。ここでは、ものを使いきるアイデアをいくつかご紹介します。

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●その1:使い終わった牛乳パックは揚げ物の相棒に

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「戦後のものがない時代を経験しているので、あるもので工夫するのが当たり前という感覚があるんです」と語る坂井さんの暮らしのなかには、シンプルながらも毎日を楽しくするようなアイデアであふれています。牛乳パックやビン、缶、プラスチック容器まで、どんなものでも「ほかに使いまわせる方法はないだろうか」と考えるのだとか。

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たとえば、使い終わった牛乳パックは、肉や魚を切るとき、まな板の上に敷く人も多いはず。ただ、坂井さんは、牛乳パックを揚げ物の相棒としても活用しています。

「薄く2枚に開いた牛乳パックの内側は、ざらざらで油をよく吸収してくれるので、揚げ物にも大活躍します。外側はコーティングされているので油を通さず、キッチン台も汚れません」

●その2:あきビンやお菓子のあき箱は、調味料の整理グッズとして

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よく買う商品のあきビンは、調味料入れとして大活躍。たとえば、いつも同じメーカーのお得な大ビンで購入するマスタードは、風味が飛ばないように中身を小分けし、あいた大ビンに別のものを入れて使うのだとか。さらに調味料を入れたビンは、お菓子のあき缶にまとめて、引き出しのように棚に並べることで、出し入れが楽に。

50代4人家族、ゴミを減らすために実践していること

ゴミやムダ(ウェイスト)をなるべく出さない暮らしを実践する「ゼロウェイスト」。家族4人でゴミを年間1リットル以下しか出さないベア・ジョンソンさんの暮らしぶりが世界的に注目され、欧米を中心に取り入れる人が増えています。今回は、高知県でムダのない暮らしを楽しむ服部麻子さんの暮らしの知恵をご紹介します。

●コツ1:ゴミを減らす基本は、買い物を最小限にすること

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ごはんを炊く土鍋。フタが割れたが、パスタ鍋のフタがぴったりはまったので、捨てずに利用中

服部家のゴミは、かなり少な目。生ゴミは土へ。過剰包装は断り、出たゴミはきちんと分別。自然素材のものを選び、買い物は最小限を心がけるのが基本です。

「ゴミというと“リサイクル”のイメージですが、エネルギーを使うリサイクルは最終手段。その前の“ムダを省く”プロセスにこそ、ゼロウェイストの楽しさがつまっている気がします」

すべてのものはいつか壊れてゴミになるので、「代用できるものは買わない」がゼロウェイストへの一番の近道。服部家では、ごはんは鍋炊き、温め直しは蒸し器、パンは焼き網で焼くので、炊飯器も電子レンジもトースターもありません。買わなければ、壊れたときに処理を心配する必要もなくなります。

●コツ2:調味料はリターナブルな一升ビンで購入

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一升ビンは買ったお店でなくても払い戻しをしてくれる

ガラスビンは通常、細かく粉砕してリサイクルされます。でも、一升ビンなどのリターナブルなビンは、洗浄してそのまま再利用されるので、よりエコロジカル。

酒、しょうゆ、みりんなどは、一升ビンで買って、あきビンを酒屋さんやスーパーに持っていくと、数円払い戻してくれます。この場合、買ったお店でなくても払い戻しをしてくれるそうです。

古い服や生ゴミもムダにしない。ゴミが少ない家庭の小さな工夫

ブログでシンプルな暮らし方を発信している中山あいこさんは、ちょっとした工夫でゴミを減らしているそう。詳しく伺いました。

<使いきってから捨てる>古い洋服や布はリメイクしたりぞうきんなどに使う

「洋服はクタクタになるまで着るので、人に回せるものが少ない」というあいこさん。古くなったりサイズアウトした服は、生地の傷みの少ない部分を使って、人形やバッグなどにリメイクします。

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ほつれたカゴの取っ手に、手芸で余った布をぐるぐる巻きつけて持ちやすく。

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古いシャツの端切れでつくったネコのぬいぐるみ。洋服は、長女が着ていたTシャツの袖部分。

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穴があくまで着た服は、フロアモップにセットして掃除に使ってから、ゴミ箱へ。

<生ゴミを減らす>バッグ形のコンポストで生ゴミを肥料にする。

今年の春から使い始めたのが、バッグ形のコンポスト。生ゴミを混ぜて置いておくと、分解されて堆肥(有機肥料)になるというもの。
「電気を使わない点も気に入っています」

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風とおしのいい場所に保管。バッグ形なので見た目もおしゃれ。

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調理中に出た生ゴミは、茶碗にポイポイ入れておいて、小さめにカットしてからコンポストへ。

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「生ゴミを入れる→かき混ぜる」の作業を2か月間繰り返したあと、3週間熟成させると肥料ができ上がります。

古いタオルやTシャツを再利用。「ティッシュ」をやめる暮らしのアイデア

「ゴミをゼロにするのは難しいですが、減らすことは可能です。また、暮らしのなかのムダも自然となくなります」と話すのは、インスタグラムで環境に優しくエコに配慮したサスティナブルな暮らしを発信し国内外で人気を集める、ファイナンシャルプランナーの野村蘭さん。

今回は、「ティッシュ」をやめる暮らしのアイデアを教えてもらいました。

●「布ティッシュ」には綿製の古いタオルや着古したTシャツがおすすめ

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古いタオルやTシャツはやわらかく吸水性も優れているので、ティッシュとして使うのにぴったりです。

ただ、化学繊維が混ざっているものはティッシュには向きません。綿100%などの自然素材のものがおすすめです。市販のティッシュよりも肌触りが優しくて、鼻のかみすぎで鼻の下がカサカサになりやすい人にももおすすめです。

●いらない布を切るだけですぐに完成

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つくり方は簡単、使い古した綿製のTシャツやタオルを切るだけ。好きなサイズでOKなのですが、手のひらサイズくらいにカットすると使いやすいと思います。

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私の場合、タオルは1/8のサイズに、Tシャツは14枚にカットして保管しています。鼻をかむときにはこのサイズが便利です。切る際は、少し切り目を入れてから両手で布を持って裂けば糸くずもあまり出ません。

切ったものは、ビンに入れて手に取りやすいところに置いています。

●気軽に使い捨てできる

鼻をかんだりしたものは、衛生的観点から一度使ったら処分しています。いらなくなったTシャツやタオルなどをリサイクルしたものなので、気軽に使い捨てできます。

また、こぼしたものをふいたり、トイレ掃除、家じゅうのホコリ掃除に活用しています。細かい部分のホコリもティッシュ感覚でサッとひとふき。そこまで汚れていないものは、洗濯機で洗って、繰り返し使うこともできますよ。

ラップやビニール袋は使わない。ゴミが減り節約もかなう家事の工夫

日々の暮らしのなかでできることを、中学生の娘さんにも伝えながら、実践している野村蘭さん。親子で楽しみながらやるのはもちろんですが、「環境のためにさらにもう一歩踏み込んでできること」もあるそう。野村さんのサスティナブルな工夫を紹介します。

●生ゴミは捨てずにコンポストを使って肥料に

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生ゴミが減らせてゴミ出しがラクに!

リンゴ箱に土を入れ、ベランダに設置している野村さん。専用のキットなども売っているそう。「料理後に出た生ゴミはこの中へ。ゴミ出しの量が格段に減りました。肥料になったら市民農園で再利用しています」

●掃除に使う洗剤をエコ洗剤に

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産業廃棄物になるホタテの貝がらを焼いて粉砕したホタテパウダー。「重曹のように水に溶かし、お風呂やトイレ、床掃除に。スプレーボトル1本に1g溶かせばOKとコスパ抜群」

ホタテパウダーは取扱説明書を確認して使用してください。

●“捨てるだけ”のラップやビニール袋は使わない

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ラップの代わりに、シリコンやみつろうでつくられた、何度も使えるラップを活用。「学校でもらったプリント類、お知らせなどはゴミ箱に敷き、ゴミを包む紙として再利用しています」

ゴミのストレスを減らす。野菜は洗う前に皮をむけば生ゴミ臭対策にも

環境のためにも、ゴミはできるだけ少なく小さくしたいところ。でも、気になるのは、分別したものを回収日まで保管する場所です。

ライフオーガナイザーの佐藤美香さんが、ゴミを減らすコツと、省スペースのゴミ箱について教えてくれました。

●発想の転換で叶えた省スペースゴミ箱

以前勤めていた会社では、50人以上いる大きな事務所なのに、ゴミ箱は1か所しかありませんでした。「ゴミ箱たりるの?」と不思議でしたが、ゴミを捨てにいくのが面倒だと、ゴミを出さないように気をつけたり、ゴミを小さくしたり、捨てにいく回数を減らすようになるもの。

その前にいた職場では、30人弱の事務所にゴミ箱が何か所も置かれ、毎日大きなゴミ袋にまとめていましたので、意識や仕組みの違いでゴミの量と手間がこんなに変わるのかと驚きました。
そこで、今の家に引越しをしたのを機に、わが家のゴミ箱も見直しました。

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食品ストッカーをゴミ箱として利用

リビングから丸見えで、お風呂・トイレ・階段への通り道にもなっているキッチン。分別用のゴミ箱は、スペース的に置くのは難しかったため、省スペースで分別できるものが必要でした。小さくても大丈夫と思えたことで、無印良品の食品ストッカーをゴミ箱として使うことにしました。(写真赤枠部)

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普段は、引き出しやすくするため、ゴミ袋の取手を前に出し、来客時には中に入れています。ゴミ箱自体が汚れても、すぐ横にあるシンクで洗えるので便利です。

●生ゴミ臭を減らすために、野菜の皮は洗わずにむく!

ゴミ箱を小さくしたといっても、ゴミはどうしたって増えていきます。ですから、捨てる時に一工夫。

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プラゴミを捨てる際は、小さく切ってから捨てています。

また、生ゴミの重さと臭いは、野菜を洗う前に皮をむいて、水分を減らすことで軽減しています。洗わずに野菜の皮をむくのに抵抗のある方は、むいた皮をザルなどで乾燥させるのもいいですよ。

プラゴミやベルマークが出たときに、すぐ切れるようにハサミも近くに置いています。ゴミをまとめるための袋や、雑紙を入れるための紙袋、雑誌などをまとめる荷造りヒモも、全部近くにスタンバイ。近くに置いておくことで、「面倒」を少しでも軽減しています。

ESSEonline編集部

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