やるしかない!阪神・高山、巻き返し誓った日に糸井の後継者に直々指名

やるしかない!阪神・高山、巻き返し誓った日に糸井の後継者に直々指名

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2017/12/06

阪神・高山俊外野手(24)が5日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、200万円ダウンの年俸3800万円で更改した。2年目の今季はプロ初の2軍降格など打率・250に終わったが、糸井嘉男外野手(36)から“後継者指名”を受け、雪辱を誓った。また上本博紀内野手(31)は1000万円増の4300万円でサイン。ゲームセットまでグラウンドに立ち続ける決意を語った。

まぶしいほどたかれた会見場のフラッシュとは対照的に、200万円減の年俸3800万円でサインを終えた高山の表情は、厳しいまま。悔しさがにじみ出ていた。

「(球団からは)苦しい時期もあったけど、期待していると。(評価どうこうより)低い成績だったので。1年目も波はありましたが、その波が全体として去年を下回ったなという感じです」

日大三高で全国制覇、明大で東京六大学新の131安打、プロでは新人王。そんな男にとって初めての大きな挫折といっていい。103試合で打率・250。8月18日にはプロ初の2軍降格を通告された。「テレビで阪神戦を見るのが初めてだったので…。不思議な感覚と、自分も頑張ろうという気持ちでした」。

不甲斐なさ、情けなさ。福留、糸井に続く外野3枠目を中谷らと争う来季へ、すべてをぶつける-。そんな決意にあふれる若虎の背中を、超人がグッと押した。

この日、大阪市内でテレビ番組の収録に参加していた糸井が、「糸井2世は?」と問われて、力強く答えたのだ。

「タカヤマ」

理由は「今年悩んでいる時期はありましたが、練習とか、めっちゃ(打球を)飛ばすし」。

超人でさえ目を奪われる打力。糸井自身、投手から野手へ転向したとはいえブレークは2009年、大卒6年目。高山はまだ、来季3年目だ。

伝え聞いた24歳は「僕は自分がやることをしっかりやるだけです」と、より表情を引き締めた。糸井だけじゃない。金本監督も「センスは僕より上」。誰もが、その素材に期待したくなる。

「いろいろな経験をした1年。後悔はないけれど、反省はいっぱいあります」と高山。秋季キャンプ中は指揮官も現役時代に振り込んだ、長くて重いマスコットバットでスイング。フリー打撃では投手側の右足のみで立って打つ“逆1本足打法”でカベを作った。タイミングの取り方も試行錯誤を重ね、両手の皮がめくれるほど振り込んだ。

「2位という成績だったので。もう一つ上に立てるように、そこに少しでも貢献できるように」

高山の覚醒こそ優勝への原動力。高い期待に、結果で応えてみせる。 (箭内桃子)

★今季の高山

オープン戦は打率・280、4本塁打、11打点と好調で、3月31日の広島との開幕戦(マツダ)は「1番・左翼」で3安打と好発進。5月2日のヤクルト戦(神宮)で今季1号を放つと、同月4本塁打を放った。しかし7月に入ると月間打率・229と不調に陥り、スタメンを外れることも。8月18日に初めて1軍登録を抹消された。ウエスタン29試合で打率・313と結果を残し、9月25日に再昇格。同29日のDeNA戦(横浜)で代打本塁打を放ったが、復帰後はCSを含め、スタメン出場はなかった。

No image

糸井(右)から“後継者”に指名された高山。その能力は誰もが認める

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

プロ野球カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
金本監督、藤浪&大山は東京五輪行ける レジェンドの前で堂々指名
藤浪よ大山よ、東京五輪出ろ!阪神・金本監督、常夏の島ハワイから大号令
楽天 2人目のオコエ獲り 今季3A24発、来週中にも合意へ
ソフトBデスパ人生初ハワイーーネ!! 来年はキューバがイイネ
プロ野球クローズアップ=2017年回顧(下)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加