白鵬、右膝負傷で休場 2日目取組前に支度部屋で足引っ掛け滑る/名古屋場所

白鵬、右膝負傷で休場 2日目取組前に支度部屋で足引っ掛け滑る/名古屋場所

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  • 更新日:2018/07/12

大相撲の西横綱白鵬(33)が名古屋場所4日目の11日、日本相撲協会に「右膝蓋腱(しつがいけん)損傷、右脛骨(けいこつ)結節剥離骨折の疑いで2週間の安静を要する」との診断書を提出して休場した。師匠の宮城野親方(60)=元幕内竹葉山=によれば、2日目の土俵へ向かう際、支度部屋に敷かれたシートのつなぎ目に足を取られたことが原因。3連勝スタートだっただけに、不運な“ちょん掛け”となった。

初日から土つかずの白鵬が、無傷のまま今場所の土俵を去る異例の事態となった。

師匠の宮城野親方によると、2日目の取組の土俵へ向かう西の支度部屋でアクシデントは発生した。支度部屋には青色のビニールシートが敷きつめられ、つなぎ目はビニールテープで目張りされている。その隙間に足を引っ掛けて滑った際、踏ん張ったことが原因だという。

土俵では平幕正代を破ったものの、打ち出し後に白鵬は違和感を口にした。前日(3日目)には膝の痛みを訴えたが、相撲は取った。この日午前には部屋に医師の往診を頼み、注射を打ったが痛みが引かず、名古屋市内の病院で診断を受けた。

宮城野親方は「炎症があって、相当腫れていた。いい相撲を取っていたし、このまま優勝ラインにいくのではと思っていた」と残念そうな表情をみせた。

初日から3連勝以上した無敗の横綱が休場するのは、平成元年春場所で14連勝していた千代の富士が千秋楽を休んで以来、29年ぶり。師匠によれば、白鵬は「前日のうちに痛み止めを打っておけばよかった」と悔やんでいたという。

後ろ髪を引かれる思いもあったのだろう。ぎりぎりまで足を冷やすなど治療を行い、休場届と診断書が提出されたのは午後2時ごろ。審判部はすでに、きょう5日目の取組を発表したあとだったため、急ぎ割り返し(取組を変更)の作業に追われた。

白鵬の休場は3月の春場所以来9度目だが、今回はまさに足をすくわれる無念のトラブルによるもの。休場を受けて、場所後に予定していた母国モンゴルへの帰国も取りやめに。師匠は場所後の夏巡業参加も未定とした。

日本相撲協会・八角理事長(元横綱北勝海)「(白鵬は)とにかくしっかりと治すことだ。(3日目までの相撲で負傷は)全然分からなかった。悪いのを我慢しながらやったのかな。これ以上悪くならなくて良かった」

★館内は大きなどよめき

白鵬の休場は横綱土俵入りが行われる時間帯に館内に告げられた。知らなかった来場者も多く、落胆のため息が広がった。土俵下の審判席に座っていた貴乃花親方(元横綱)も「知らなかった」と明かした。白鵬の4日目の対戦相手、千代の国は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は8場所連続休場の横綱稀勢の里、十両蒼国来に続いて3人目となった。

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白鵬の負傷箇所

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