三浦皇成「変わった自分見て」落馬から1年再始動

三浦皇成「変わった自分見て」落馬から1年再始動

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2017/08/11
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1年ぶりに復帰する三浦騎手(撮影・村野早祐)

いよいよ三浦皇成騎手(27=鹿戸)がターフに帰ってくる。昨年8月14日の札幌7Rで落馬負傷。1年ぶりの復帰の場所に当地を選び、土日で12頭に騎乗する。依頼された喜びを胸に、長く厳しいリハビリで培った体力と精神力で、落馬前よりたくましくなった姿をファンに届ける。

やはり笑顔が似合う。三浦皇成騎手が姿を現すと、札幌競馬場の調教スタンドは一気に花が咲いたように華やかになった。「よう、久しぶり」「元気になったな」とあちこちから声がかかる。そこに関東、関西の垣根はない。「懐かしいですね。いよいよ日常が始まるという感じがします。西の人にあいさつできたのもうれしかった。これが札幌のいいところですね」と1年ぶりの再会を喜んだ。

昨年8月14日札幌での落馬で肋骨(ろっこつ)、骨盤骨折などの重傷を負った。5回の手術を受け、その後は「想像以上だった」という長く厳しいリハビリの日々を送った。「ケガの程度からすると、『早く回復した』と言われるけど、自分としては『(落馬した人は)みんなすぐに復帰できるのに何で自分はこんなにかかるんだ』と思っていた」と振り返る。それでも自分を信じ、家族や周囲に支えられ、7月に乗馬を再開。復帰戦には、落馬した札幌3週目を設定した。「テレビで競馬を見るのは飽きました。いざ戻ってくると、あっという間だったような気もします」。そこには苦しみを乗り越えた男ならではの表情があった。

復帰週にはエルムSのドリームキラリなど、土日で12頭の騎乗依頼が届いた。「1年ぶりに、スポットで来て、これだけ頼まれたことが一番うれしい。気持ちに応えられるように頑張りたい」と目を輝かせる。そして「待ってくれたファンに、騎手として戻った姿、(生まれ)変わった自分を見てもらいたい」と力を込めた。コウセイ、いよいよ、再始動だ。【栗田文人】

◆三浦騎手の札幌成績 デビュー年の08年から参戦し、110勝(967戦)を挙げている。芝は勝率11%、連対率24・4%、複勝率34%、ダートも勝率11・9%、連対率22・6%、複勝率31・7%といずれも高い数字を残している。

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