【哀悼】タイ・パタヤのあるバービアのママが突然この世を去る 賑やかな歓楽街の裏で

【哀悼】タイ・パタヤのあるバービアのママが突然この世を去る 賑やかな歓楽街の裏で

  • Global News Asia
  • 更新日:2017/10/12
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パタヤ・ウォーキングストリート(撮影:我妻伊都)

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バービア※本文の店とは無関係なイメージ(撮影:我妻伊都)

2017年10月10日、タイを代表する歓楽街パタヤ。訪れる者を優しく包み、色々な楽しみや刺激的な経験をさせてくれるパタヤは、様々な遊び方が存在する。

バンコクより安く楽しめるゴーゴーバーやマッサージパーラーもいいし、よりローカルにお得にまったりするならバービアを巡ったり浸って時間を過ごすのもいい。バービアの客は欧米人(ファラン)が主流のため、日本人や韓国人、中国人、インド人などとあまり遭遇したくない人にもお勧めできる遊び方だ。

不肖我妻がここ5年ほどだろうか、パタヤへ行くと必ず立ち寄るバービアがある。ソイ11付近にあるバービアなのだが、そのバーのママに会いに行っていた。50代半ばくらいと思われるママは、若い頃に東京で働いていたことがあり、日本語が話せる。行くたびに日本のコンビニエンスストアで買ったようなチョコレートなどをお土産で持っていくと「やっぱり日本のチョコは美味しいね」なんて嬉しそうに食べていた。

9月中旬の土曜日に立ち寄るとママは不在。まあ、土曜日なのでどこかに行っているのだろうと思いこの日はスルー。翌日曜日、午後7時ごろに覗くと再び不在。このママは、中高生の子どもが2人いる関係で比較的早く午後10時前には退店するのが常なのだが、今日もいないのかと思い顔なじみのおばちゃんスタッフへ「ママはいないの?」と聞いてみると、

しばらく、沈黙の時間が流れ、おばちゃんは、首をかっ切るポーズをする。

日本だと、一般的に解雇とかクビの意味だと思われるので、「えええ? クビ? 何か悪いことでもしちゃったの?」と冗談半分で尋ねると、

何やらスマートフォンの画像を検索してある写真を見せてくれた。それは、祭壇のような写真だった。よく見ると祭壇の中央にはママらしき中年女性の写真が…。ママは亡くなっていたのだ。

事態が飲み込めない不肖我妻は、前回、訪れのは6月上旬だったことを思い出し、そのときは元気だったと話すと、ママが亡くなったのは、我妻が訪れた約1週間後だったそうだ。

おばちゃんスタッフによると、ママはテキーラを飲んだ直後にまさにこのバーの店内で倒れ、意識不明のまま病院へ運ばれ、意識が戻らないまま翌日亡くなった。死因は脳溢血だった。

多くの日本人の常連客が来ては驚いているとのこと。

よく覚えているのは、ママがテキーラを好んで飲んでいる姿だ。昨年10月にプミポン国王逝去のときも、「これからタイはどうなるのかな?」と聞いたら、ママは、「大丈夫よ、タイは何とかなるわよ」と明るく話していたり、パタヤの変化や事情などもよく教えてもらったことも思い出した。

バーを去る前にママが好きだったテキーラを1杯頼んで店の祭壇へ飾ってもらい冥福を祈った。異国の知っている人が突然亡くなるのは何とも言えない気分にさせてくれる。

残された2人のお嬢さんと息子さんの幸せを願わずにはいられない。最後にママへの哀悼の意を謹んで捧げたいと思う。

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