求む!稲刈りボランティア 豪雨被災地、田に機械入れず

  • 西日本新聞
  • 更新日:2017/09/16

九州豪雨で被災した山あいの田んぼが収穫期を迎え、地元有志が稲刈りボランティアの確保を急いでいる。土砂や流木が入った田んぼはコンバインを入れられず、手作業で刈り取るしかないため人手が必要。有志は「収穫の喜びを被災農家に届けたい」と多くの人の支援を呼び掛けている。

福岡県東峰村で農業ボランティアに取り組む農業柳瀬弘光さん(36)らは、14日から稲刈り支援を始めた。農家は「今年は諦めていたが稲穂が垂れるまで成長してくれた」と口をそろえ、10件ほどの支援依頼が寄せられているという。台風の影響で17日までは休止するが、18日以降に順次作業を進める計画だ。

柳瀬さんらの稲刈りボランティアは、8月に実施した農業用水路の土砂のかき出しに続く第2弾。鎌を使った手刈りと稲の運び出しが主な作業で、柳瀬さんは「豪雨に耐えた稲を刈り取ってあげるのが、これまで田んぼを守ってきた農家の願い。協力をお願いしたい」と話す。

同県朝倉市黒川では、地元の林業柏田智さん(42)ら有志の「黒川復興プロジェクト」が支援活動を進めている。17、18日に市内の田んぼで手刈りボランティアを企画しているが、応募者は不足気味という。

柏田さんによると、稲刈り以外にも、道路が土砂に埋まった集落では収穫したナシなども人力で運ぶしかなく人手が必要。「農業支援のニーズは大きい。収穫できる分はしっかりと農家の手元に届けたい」と話した。

=2017/09/16付 西日本新聞朝刊=

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