芽のうちから果実の出来栄えが予測できる!? 驚きの新技術「ゲノミックセレクション」とは

芽のうちから果実の出来栄えが予測できる!? 驚きの新技術「ゲノミックセレクション」とは

  • レタスクラブニュース
  • 更新日:2017/08/13
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果実が育ってなくても、その結果が予測できる新技術

果実の色、硬さ、重さ、そして皮のむきやすさが、芽が出た時点で分かってしまう。そんな驚きの研究内容が、農研機構、東京大学、国立遺伝研究所という3つの組織からなる研究グループより、7月5日に発表されました。

【写真を見る】新たな技術によって柑橘類のさらなる進化が期待される

■ ゲノミックセレクションとは?

これまでも、果実のできばえを予測する研究は行われており、まだ芽のうちにDNAを調べて、その品質を先取りする「DNAマーカー選抜」が利用されていました。今回発表された新技術は、この「DNAマーカー選抜」をさらに発展させた「ゲノミックセレクション」という新しい方法です。

じつはこれまでの「DNAマーカー選抜」だと、予測できる果実の性質が限られていました。やり方の都合もあり、「性質の決定に、たくさんのDNAが複雑に関わっている」ものは予測できなかったのです。しかし、ゲノミックセレクションは、そのような複雑な因子を持つ性質もあつかえるようになり、芽の段階でその果実が持つ性質をほぼすべて、それもかなり正確に予測できるようになったのです。

現在、推測できる性質は、果実の重さ、果実の硬さ、果皮の重さやむきやすさ、果肉の色など。この時点で、果実のおいしさに関わる要素が、ほとんどそろっているのがすごいところですね。

このゲノミックセレクションは現在、柑橘類への導入が期待されています。柑橘類は国内の需要が少しずつ減ってきており、その人気回復のためにも、おいしくて食べやすい新品種の開発を期待されています。

いまはまだ基礎研究の結果が発表されたばかりですが、近い将来、ニーズに合わせて味や香り、皮のむきやすさを調整した、新しい柑橘類が食単に並ぶようになるかもしれませんね。

■ 【関連レシピ】ハムとかんきつのカップサラダ

みかんとハム、レタス、玉ねぎをつかった、カップサラダをご紹介。みかんの皮を器にしたところが、とってもおしゃれですね。見た目もキレイなので、夏休みのパーティ料理に作ってみてはいかがでしょうか?

<材料>(4人分)

「ポークハム」…1/12量(約50g)

玉ねぎの薄切り…1/8個分

サニーレタス…1枚

みかん…2個

・オリーブ油、塩、こしょう

<作り方>

1.サニーレタスは、小さめの一口大にちぎる。「ポークハム」は、薄い半月切りにする。みかんは横半分に切り、皮の内側に包丁を入れて皮に沿ってぐるりと切り、手で実を取り出し、小さめの一口大に切る。外皮はとっておく。

2.ボウルにオリーブ油大さじ1/2と塩、こしょう各少々を入れて混ぜ、「ポークハム」、玉ねぎ、サニーレタス、みかんの実を加えてあえる。

3.みかんの外皮に2を1/4量ずつ盛る。

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