北の大地で温泉+スキーを堪能 「キロロ」の幻想的な氷の世界へ

北の大地で温泉+スキーを堪能 「キロロ」の幻想的な氷の世界へ

  • CREA WEB
  • 更新日:2019/03/26

世界を旅する女性トラベルライターが、これまでデジカメのメモリーの奥に眠らせたままだった小ネタをお蔵出しするのがこのコラム。敏腕の4人が、交替で登板します。

第205回は、小野アムスデン道子さんが北海道の魅力を存分に味わいます。

ゴールデンウィーク頃まで まだまだスキーを楽しめる!

スキーだけじゃなく、温泉もそして非日常の体験も、と欲張りに楽しめる北海道「キロロリゾート」への旅。

インスタ映えも抜群の「アイススターカフェ&バー」にてウォッカに火をつけたカクテルで乾杯した極上の休日を紹介します。

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幻想的な氷で出来たアイスバーのカクテル。極寒の美しき世界。

羽田空港から新千歳空港まで約1時間半、そこからバスで約2時間の「キロロリゾート」は、美しい姿を見せる余市岳など、四季を通じて楽しめる自然に囲まれたリゾート。

冬はパウダースノーでのスキーと温泉を求めて世界中からゲストが集まる。

ここから小樽まで車で約30分、ウィスキーファンにはたまらない余市には約40分で行くことができ、観光の拠点としてもいい。

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雄大な自然のキロロ。朝里の頂上に向かうゴンドラから撮った余市岳が美しい。

ホテルは、ゲレンデが目の前の「シェラトン北海道キロロリゾート」と温泉施設を含む「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」の2つがあってシャトルバスで結ばれているが、2019年12月にはゴンドラで直結することになるそう。

今回のステイ先は、温泉とアイススターリゾートでの大人の休日を満喫しようと「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」をチョイス。

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「キロロリゾート」では、最初に登録カードを作って、リフト、レンタル、レッスンを一元管理。自分の滑走記録も分かる。

まずは「シェラトン北海道キロロリゾート」に隣接する「キロロ マウンテンセンター」へ。

ウェアやギア一式をレンタルすれば、手ぶらで行ってもすぐスキーを楽しめる。

また、キロロリゾートでは、スキー以外もスノーバギーやミニスノーモビル、また自然派におすすめのスノーシュートレッキングツアーなど冬季アクティビティも数多く提供している。

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ゲレンデは、家族連れやカップルなど多くの人でにぎわっていた。

今回は、はじめてのコースなのでレッスンもお願いしてゲレンデへゴー。

SHO先生と一緒に山頂に向かうゴンドラに乗る。この先生は、フランス式メソッドと国際的なレッスンスタイルで教えることでも有名なキッズ向けの「アニーキッズスキーアカデミー」でもインストラクターを務めている。

途中、2019年内に出来上がる予定のラグジュアリーコンドミニアム「Yu Kiroro 」の敷地を望む。

キロロリゾートは、今後10年で豪華なヴィラ、タウンハウス、アパートメントなどを備えた、魅力あふれるビレッジエリアを開発する計画を発表している。

ここでは、11月からゴールデンウィーク頃までの長期にわたってスキーができる。

初中級向けのロングコースからオフピステという未圧雪でふかふかのスノーエリアまで、どんなスキーレベルの人でも楽しめるゲレンデだ。

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ゴンドラで眺望をゆったりと楽しみながら。一気に1,180メートルの朝里の頂上へ。

コンディションがよければ余市岳だけでなく羊蹄山も見えるという素晴らしい眺望を楽しんでいるうちに頂上に到着。

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ラグジュアリーコンドミニアム「Yu Kiroro 」の敷地が見える。

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雪の多い年には580センチの積雪を記録したという恋人の聖地「ニイサの鐘」。

見晴らしのいい頂上で「ニイサの鐘」を鳴らして、滑降スタート。

林間コース「朝里パノラマ」を滑り降りる。ロングコースからの眺めもなかなかのもの。

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先生の後をトレーンして滑降。

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コース両側の林が神々しいほどきれい。

スキーの疲れを温泉で癒し 美味しい寿司に舌鼓を打つ

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「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」の吹き抜けのロビーでは、ゲストが寛いでいた。冬は暖炉がともる。

スキー後、ホテルへ。

アルパインリゾートがコンセプトの「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」(以下トリビュート)は、吹き抜けのロビー、頭上にはモダンなシャンデリアが輝きヨーロッパのリゾートホテルに来たような雰囲気だ。

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2階へ続く大階段。この雰囲気は、日本離れしていて素敵。

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客室は、ナチュラルな色調で落ち着く。室内にはアイヌのモチーフのアートも。

スキーの後、ほっと一息、ロビー階の「アルパインブラッセリー」でお茶。

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ベイクドチーズケーキ(手前)とストロベリータルト(奥)、両方ともおいしくてフォトジェニック。

午後2時半から5時まで、3,000円(2人用1セット、2ドリンク付き)のアフタヌーンティ―もあるが、ディナーも控えているので、スイーツとお茶で。

ドイツ人パティシエが監修したケーキは、素朴で優しい甘さにたっぷり使われたベリー類がいきている。

夕食前には、楽しみにしていた温泉へ。

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源泉かけ流しの露天風呂は、リラックスできる上に湯上がりには肌もしっとり。

トリビュート2階で接続しているキロロタウン内の「キロロ温泉」には、源泉100%の露天風呂、大浴場、広々したサウナがある。

スキーでの軽い筋肉痛も温泉でほぐれる感じ。冬の澄んできりっとした外気の中で、あったかい露天風呂は最高だ(宿泊者大人1,000円、小学生700円、幼児400円、温泉付き宿泊プランも有り)。

ほかに身体が芯から温まる「岩盤浴」(別料金1時間700円)もある。

トリビュートの8階にもわかし湯だが無料で利用できる宿泊者専用の展望大浴場があって、スキーから帰って疲れていたらそこで湯に浸かるのもあり。

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なかなか本格的なリゾートプール。吹雪など悪天候時はこちらでゆっくりと過ごすこともできる。

また、宿泊者が無料で使える25メートルのリゾートプールも完備。お子様向けエリアやレストスペース、サウナやジャグジー、露天風呂などの温浴施設もある。

トリビュート内には、オールデイダイニング、イタリアン、ブッフェレストラン、ステーキハウス、寿司処、そして後で触れる、チーズフォンデュも楽しめる「アイススター カフェ&バー/レストラン」もあって、食事のオプションが豊富。

今回は、残念ながら小樽まで足を延ばして寿司を楽しむ時間がなかったので、こちらでいただくべく「寿司処 風雅」をチョイス。

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明るいカウンター席で、寿司コースを楽しむのもよさそう。

オーダーした和食のコースは、北海道らしくお酒にもぴったりの松前漬けと創作風にタコのジェノベーゼから始まって、水炊き鍋やお造りに続き、お楽しみの寿司が。

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珠玉の寿司は、さすが小樽から30分という地で、ネタが新鮮。

光モノや数の子なども入って新鮮なネタとおいしいシャリ(北海道はお米もおいしい)で大満足。〆の蟹のお吸い物の濃厚な出汁の味には感激。

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蟹のお吸い物は、一口含んだとたん「うーん」とうなるおいしさだ。出汁は、鰹節と昆布、そして蟹とシンプルだが、旨みが凝縮されている。

氷で出来たバーで カクテルを堪能!

北海道に来た幸せを感じた夕食の後は、いよいよホテル隣接のアイススターリゾート内のカフェ&バーへ。

冬は氷点下の世界なので、まずはコートに帽子、手袋と着込んで。

アイススターリゾートの中には、屋外スケートリンクもある。

リンクの向こうに氷で出来た「アイススター カフェ&バー/レストラン」が闇夜に浮かび上がっている!

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どんどん色が変わっていく氷の建物の中へ。

青、紫、ピンク、赤と照明が切り替わり、それに連れて氷の建物全体も色を変えていく。なんとも幻想的な空間だ。

中には、「アイススターカフェ&バー」、そして、ヨーロッパ産のチーズを使った芳醇なチーズフォンデュが自慢の「アイススターレストラン」が入っている。

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バーは、シャンデリアもボトルの並ぶ棚も氷。

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カクテルを作ってくれている間にも室内の色はカメレオンのように変わる。

なんといってもバーカウンターからDJブースまですべて氷。

そして注文したドリンクも氷で出来たグラスで出て来るので、手袋は必携だ。

名物の火をつけて作るカクテル「フレーミングアイスショット」をウォッカでオーダー。

レモンの上に砂糖、そしてスピリッツをかけて点火! 砂糖が程よく溶けたらレモンもろとも氷のグラスに落としてウォッカと一緒にいただく。

極寒の中でも身体がぽっと温まる感じのカクテルは、この空間と共に忘れ難い思い出の一杯になる。

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氷の中で氷のグラスでいただくカクテル。非日常の思い出だ。

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バーの奥には……。

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氷の部屋でチーズフォンデュをふうふうしながら食べるレストランが。

新千歳空港からリゾートバスに乗ったら、あっという間に別世界にたどり着いた今回の旅。

北海道の大自然が提供してくれた魅力的な休日だった。

キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道

所在地 北海道余市郡赤井川常磐128-1
電話番号 0135-34-7111
http://www.kirorohokkaido.com/

キロロリゾート

所在地 同上
電話番号 0135-34-7118(スキー場)
https://www.kiroro.co.jp/ja/

小野アムスデン道子
(おの アムスデン みちこ)

ロンリープラネット日本語版の立ち上げより編集に携わったことから、ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するトラベル・ ジャーナリストへ。エアライン機内誌、新聞、ウェブサイトなどへの寄稿や旅番組のコメンテーター、講演などを通して、次なる旅先の提案をしている。
Twitterhttps://twitter.com/ono_travel

文・撮影=小野アムスデン道子

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