日大「監督がけがをさせろとは言っていない」と回答 関学大17日会見「納得できない」/アメフット

日大「監督がけがをさせろとは言っていない」と回答 関学大17日会見「納得できない」/アメフット

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  • 更新日:2018/05/17

アメリカンフットボールの関学大と日大の定期戦(6日)で日大選手による悪質な反則行為で関学大QBが負傷した問題で、日大が関学大に提出した回答書の中で、この反則行為が内田正人監督(62)の指示によるものだったことを否定していることが16日、分かった。関学大は反発を強めており、17日に兵庫県西宮市で開く記者会見で、日大に対する抗議文と回答書を公開し、反論する。

納得できるものではなかった。6日の定期戦での悪質な反則プレーについて関学大が抗議したことに、日大は回答書を提出。その内容に関学大関係者が怒りをあらわにした。

「選手個人の行き過ぎたプレーであると言うのなら、最初のプレーで交代させるべきで、それ以降も試合に出させていることと整合性が取れず、納得できない」

回答書は15日夜に日大のコーチが持参。関係者によると、ラフプレーは認めて謝罪しているものの、内田監督については「『厳しく行け』とは言ったが、『けがをさせろ』とは言っていない」という趣旨の記載をし、「指示はなかった」と結論づけているという。

関学大は12日の会見で、日大からの回答が誠意あるものと判断できない場合は、次年度以降の定期戦は行わないとしていた。関学大の関係者は「とことんやっていく」とも話しており、日大に回答書の再提出などを求めていく考えを示唆した。

また、反則を犯した日大の選手が「『(反則を)やるなら出してやる』と監督から言われた」と周囲に話していることも判明した。

関係者によると、日大の選手は下級生の頃から主力としてプレーしていたが、最近は内田監督から精神的な部分で苦言を呈され「チーム内で干されている状態だった」という状況で、6日に東京都内で行われた定期戦前に「やるなら出す」と反則行為を条件に出場の機会が与えられたという。

しかし日大広報部はこれに対しても、内田監督が学内の調査に対し、「違反をしろと言っていない」と述べたと明らかにして否定した。

関学大と日大の見解は真っ向から対立。関学大は17日の記者会見で、回答書の全文を公開。今回の問題責任の所在を徹底追及していく。

★官房副長官「危険な行為」

西村康稔官房副長官(55)は16日の記者会見で、アメフットの日大選手の悪質な反則問題について「重大な事故につながる非常に危険な行為だ。文部科学省が必要な対応をとる」と語った。同時に「ルールに従い、スポーツマンらしい正々堂々としたプレーを期待したい」と強調。自身が学生時代にボクシングをしていた経験にも触れた。

★6日の日大-関学大定期戦VTR

調布アミノバイタルフィールドで行われた第51回定期戦の第1Q。日大のDL選手が、最初の守備でパスを投げてから約2秒後、無防備だった関学大のQBに背後からタックルし、負傷退場に追い込んだ。そして、2プレー後に交代したQBにも激しいタックル。さらに2プレー後にブロックしてきた関学大選手ともみ合いになって資格没収(退場)となった。試合は関学大が21-14で勝利。

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日本大・内田正人監督=甲子園球場(撮影・岡田茂)

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