チェルノブイリの今を赤外線フィルターを通して撮影された写真

チェルノブイリの今を赤外線フィルターを通して撮影された写真

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  • 更新日:2018/02/12
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1986年4月、ウクライナのキエフ州プリピャチで起きたチェルノブイリ原発事故からおよそ32年。

歴史的にも大きな爪痕が残されたこの地では、太陽光発電施設の建設など新しい可能性を模索する動きもみられるが、ネット上ではロシアの写真家が赤外線フィルタでとらえた立ち入り禁止区域の風景が話題になっている。

壊滅的な被害を受けたゴーストタウン。そこには朽ちていく人工物がたたずむ一方、その空間を埋めるかのように繁栄する動植物の姿がうかがえる。

自然に抱かれ変貌を遂げつつあるプリピャチの風景がこちらだ。

赤外線フィルター越しのプリピャチ

1986年の爆発以後、ゴーストタウンになったプリピャチは史上最も恐ろしい核の悲劇を伝えるモニュメントともいわれている。

その様子はさまざまな形で伝えられているが、赤外線フィルター越しの風景はこれまでにないものだ。

赤外線写真のスペシャリストであるウラジミール・ミグチンは、この撮影でKolari Vision社の赤外線フィルターを使用。2日間にわたって現在のプリピャチの姿をとらえたという。

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発生以後の封印から除染

原子炉のかみそり状の通気口が閉鎖されたのは爆発のほぼ直後だった。発電所の石棺には7,000tの金属製の構造物のほか、400,000m3のコンクリート混合物が使用された。

さらにその領域では完全な除染のため90,000m3以上もの土壌が除去された。

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コントラストが顕著な惑星の楽園

ミグチンは撮影中に言葉では形容しがたい空気を感じており、この場所はコントラストが最も顕著だと語っている。

放置された人間の創造物にも自然の恩恵がもたらされ、廃墟の上ですら生命が誕生していることに衝撃を受けた。そうした感覚はつねに抱いているものの、そのスケールの壮大さに圧倒されたのだ。

そして廃墟や腐食した建造物に異様な恐怖を感じるどころか、別の惑星にある一種の楽園に足を踏み入れている気分にすらなったという。

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30年以上の時を経たプリピャチ。そこは悲劇の痕跡を内包しながら生命をはぐくむ新たな土地として生まれ変わりつつあるようだ。

ウラジミール・ミグチンのその他の作品はインスタグラムでチェックだ

References:designyoutrust/instagram/laughingsquidなど /written by D/ edited by parumo
追記(2018/2/12): 本文の一部を修正して再送します

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