村田、5月米国で敵情視察計画 初防衛から一夜明け...視線はゴロフキン/BOX

村田、5月米国で敵情視察計画 初防衛から一夜明け...視線はゴロフキン/BOX

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2018/04/17

プロボクシングのWBA世界ミドル級王者の村田諒太(32)=帝拳=が、同階級の日本選手初防衛から一夜明けた16日、東京都内の所属ジムで記者会見を開いた。5月5日に米国で行われる同級の世界主要3団体統一王者で、村田が将来的な対戦を希望するゲンナジー・ゴロフキン(36)=カザフスタン=の米国での次期防衛戦を視察するプランが浮上。リングサイドに乗り込み、今冬に計画される東京ドーム決戦の実現を猛アピールする。

KO劇の余韻が右腕に残る。日本選手初となるミドル級王座防衛の快挙とともに、村田は新たな自信を感じ取った。

「自分で映像を見て、『オレ、こんな角度でパンチを打てたんだ』と思った。今までと違うKO。バリエーションが増えたのは大きい」

2012年ロンドン五輪金メダルの村田は、フック気味の右ストレート一撃で、同級6位のエマヌエーレ・ブランダムラ(38)=イタリア=を仕留めた。右ストレートと左ボディー主体だった昨年の世界戦2試合では見られなかった新たな武器が誕生した。その衝撃から、これまでになかった右上腕二頭筋付近の痛みも、どこか心地良い。

9月に本場のラスベガスで計画されるV2戦をクリアすれば、今冬にも世界主要3団体の王座を持つゴロフキンとの東京ドーム決戦が計画される。

悲願のビッグマッチ実現のため、米国に乗り込むプランが浮上した。サウル・アルバレス(27)=メキシコ=の薬物違反により再戦は中止になったが、ゴロフキンは予定通りに5月5日にタイトルマッチを行う。「チャンスがあれば(視察に)行きたい」。V1戦は米国でも生中継されたが、村田がリングサイドで存在感を示せば、猛アピールになるのは間違いない。

「ゴロフキンとは一緒にキャンプをしたこともあるし、強さの象徴。理想の目標だと思う」。夢舞台に立つため、リング外でもなりふり構わず行動する。 (伊藤隆)

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王座防衛から一夜明け、ダウンを奪ったパンチの決定的瞬間をとらえた写真と本紙紙面を手に、笑顔を見せる村田諒太=東京都新宿区、帝拳ジム(撮影・大橋純人)

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