欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、ボックス上限105円前に売りも

欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、ボックス上限105円前に売りも

  • FISCO
  • 更新日:2016/10/17
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株式会社フィスコ

今日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想したい。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内利上げ観測が高まっており、今晩発表の経済指標が堅調ならドル買い基調は続きそうだ。ただ、足元のボックス相場の上限である105円が意識され、ドル売りが出やすい地合いでもあるため、上値は抑えられる可能性がある。

14日に発表された米国の9月の小売売上高は予想に沿った伸びでプラス転換し、9月生産者物価指数(PPI)は予想を上回る伸びとなり、目先のインフレ加速につながる可能性が高まった。また、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が米紙とのインタビューで、年内利上げに積極姿勢を示したこともあり、FRBの年内利上げ観測を背景としたドル買いにつながったようだ。

一方、同日発表された10月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値は87.9と、前月の91.2から予想外に低下。ドル買い基調は続いたものの、消費者信頼感指数が1年ぶりの低水準となり先行きの景況感の悪化が示されたことで、この日のドル・円は104円48銭で上値が抑えられた。

ドル・円は9月以降、100-105円のボックス相場となっており、足元ではレンジ上限の105円が視野に入っている。ある外為ディーラーは「104円台は売り圧力が強く、弱い指標に反応しやすい」と指摘。104円台の売りは目先も続く見通しで、上値は重くなりそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・9月消費者物価指数改定値(前年比予想:+0.4%、速報値:+0.4%)
・21:30 米・10月NY連銀製造業景気指数(予想:1.00、9月:-1.99)
・22:15 米・9月鉱工業生産指数(予想:+0.2%、8月:-0.4%)
・22:15 米・9月設備稼働率(予想:75.6%、8月:75.5%)

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