革製のビジネスシューズにも採用されているゴアテックス プロダクトの最新テクノロジー

革製のビジネスシューズにも採用されているゴアテックス プロダクトの最新テクノロジー

  • @DIME
  • 更新日:2016/11/30
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■連載/

「ビジネスシューズに気をつかっているか」という質問に対しては、「とても気をつかっている」「そこそこ気をつかっている」と回答した人が69%と、約7割が気をつかっている自負があるという結果が出た。

ビジネスシューズを履いているときに「足のムレが気になるか」という質問に対して「頻繁にある」「時々ある」と回答した人は71%。「足のニオイが気になるか」という質問に対して「頻繁にある」「時々ある」と回答した人は63%に。ムレ、ニオイは夏場を過ぎても気にしている実情が浮かび上った。

しかしビジネスシューズを選ぶ基準としては、1位は「価格」で72%、次いで67%が回答した「履き心地」となった。「ビジネスシューズを選ぶ際に重視する機能性」については、1位は「耐久性」が50%、次いで38%が回答した「防水」、「透湿」は23%だった。この結果から約7割はムレに悩んでいるものの、ビジネスシューズを選ぶ際にムレ対策となる“防湿”の機能性を重視する人は約2割に留まっているということが分かった。

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雨用のレインシューズを持っているかという質問では68%が「持っていない」と回答。さらに「防水・透湿性の機能性を備えたビジネスシューズが存在することを知っているか」との問いに、半数の人が存在すら知らなかったことが判明した。

◆革製のビジネスシューズにも「ゴアテックス プロダクト」のテクノロジーが使われている

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水を防いで湿気を逃がす高機能性が特徴の「

ゴアテックス製品は石油由来の製品なのでは?と間違ったイメージがあったが、原材料は「蛍石」という鉱石からフッ素系炭素樹脂を取り出して薄い膜に加工したもの。「ゴアテックス メンブレン」というこの膜には「ePTFE」と呼ばれる、無数の細かい孔がたくさん開いていて、孔のサイズは水滴よりはるかに小さいので水は通さず、水蒸気よりははるかに大きいので湿気は逃がす。ゴアテックス プロダクトはこの構造を利用して防水、透湿を実現している。

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また、ゴアテックス製品のウエアは手入れが難しいとか、乾燥機にかけたら溶けてしまうのではないかと勘違いする人もいるが、難しいケアは必要なく、普段使っている洗剤で自宅で洗うことができ、ゴアテックス メンブレン自体は高い温度でも耐性がありアイロンや乾燥機も全く問題がない。

ウエアの場合だと表生地と裏生地の間にゴアテックス メンブレンを挟んで1枚の生地にするが、靴ではゴアテックス プロダクトがどのような過程で製品化されるのか、イベント会場には製品化の過程がわかりやすく展開展示されていた。

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上記画像の中央にある薄いブーティー型のものがゴアテックス メンブレン ファブリクスを加工したもので、これが革の内側に入っており、防水、透湿の機能性を持たせている。外側はなめした革を貼るので外見は完全な革靴に仕上がっている。

ゴアテックス プロダクトは透湿性を担保しているので、ゴアテックス製品が採用される靴には、使用する革質でゴアテックス プロダクトが正しく機能するかを試す透湿性のテストを課している。透湿性を確保するには、柔らかく質が良い、薄くなめした革しか使用できないため、結果的にゴアテックス製品=上質な革靴ということになる。

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イベントではゴアテックス製品のビジネスシューズ19点を展示していたがこちらはほんの一部。ビジネスシューズだとベロ部分にロゴがひっそりと隠れていることが多く気づきにくいが、実はゴアテックス プロダクトが搭載されているビジネスシューズは数多く存在する。中でも採用数の多いリーガル、マドラス、アシックスウォーキングの3つのブランドが今回のイベントで共同企画として参画した。

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◆靴磨きマイスターのプロの技を見て靴のメンテナンスの大切さを知る

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イベント期間中は、麻布十番にあるシューズメンテナンス専門店「

「靴を光らせるために革の表面にワックスを塗るが、光らせるほどワックスの層が厚くなるので、見た目は美しくなるが割れやすくて持ちが悪くなる。一気に塗らず少しずつ、なるべく薄くのばして乾かし、またのばすというやり方だと長持ちして、よりきれいに仕上がる」(Spica 斎藤 融さん)

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ゴアテックス製品の透湿性を維持するには表面をきれいに保つことが大切。レザー素材であればブラシで汚れを落として、必要に応じてクリームを塗ってケアすると、機能を損なわず長く履くことができる。

【AJの読み】高温多湿な日本でこそゴアテックス プロダクトの機能が発揮できるはず

梅雨に秋雨、猛暑と高温多湿な日本の気候こそ、防水、透湿を確保するゴアテックス製品の機能が発揮されるだろう。ゴアテックス プロダクトが搭載された製品は、価格的には一般的なビジネスシューズより割高の場合が多いが、1足でも雨に対応するビジネスシューズを持っていると重宝する。また、冬場とはいえ足は必ず汗をかくので、忘年会など座敷での宴会で靴を脱いだとたんニオイを感じて困ったというトラブルも多い。防水、透湿のあるビジネスシューズは、ビジネスマンの必須アイテムと捉えてもいいのではないだろうか。

文/阿部 純子

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

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