稲葉ジャパンが若手メンバーで始動! 注目は左腕投手と正捕手争い

稲葉ジャパンが若手メンバーで始動! 注目は左腕投手と正捕手争い

  • ベースボールキング
  • 更新日:2017/11/12
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代表定着が期待されるDeNAの今永(上)と巨人の田口

稲葉篤紀新監督率いる新生・侍ジャパンが12日、日本ハムと練習試合を行い3-3で引き分けた(特別ルール)。同代表は13日も西武と練習試合を行い、16日に開幕する「ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ(CS)2017」に挑む。

この日の日本ハム戦は、常に先手を奪われる展開。それでも、4番に入った山川穂高(西武)が豪快な同点ソロを放つなど計2打点。投手陣は先発の薮田和樹(広島)が3回2失点だったが、3番手の今永昇太(DeNA)、4番手の近藤大亮(オリックス)はともに完璧救援を見せた。

アジアCSの参加資格はU-24(1993年1月1日以降の生まれ)、または入団3年目以内と制限付き(オーバーエイジ3枠あり)。若手がメインの大会で、同時に2020年の東京五輪を見据えたメンバー構成となっている。

◆ WBCでは先発左腕の招集はなし。新世代の今永、田口らに期待

今年3月に行われた第4回WBCでは、準決勝で米国代表に敗れ2大会連続ベスト4止まりだった侍ジャパン。当時から「左腕不足」「正捕手不在」はウイークポイントに挙げられており、今大会では弱点を補うべく新戦力の出現に期待がかかる。

今回の代表には、今永、田口麗斗(巨人)、野田昇吾(西武)、堀瑞輝(日本ハム)と、4人の左腕投手が選ばれた。今永と田口はともに今季2ケタ勝利を挙げ、野田は辻新体制を支えたリリーバー。堀は広島新庄高出身・田口の後輩にあたり、チーム最年少の19歳。1年目から一軍デビューを果たした有望株だ。

3月のWBCでは宮西尚生(日本ハム)、岡田俊哉(中日)、松井裕樹(楽天)。左腕は救援タイプの3投手のみで、先発タイプはひとりも選ばれなかった。右腕偏重を改善するためにも、今永や田口らには“代表定着”に期待がかかる。

◆ 高い守備力を誇りソフトBの日本一に貢献した甲斐

正捕手不在も引き続き懸念ポイント。WBCでは小林誠司(巨人)が大舞台での勝負強さを発揮したが、全体的な底上げは必須だ。

稲葉監督も「3年間をかけてじっくりと見ていきたい」と話し、競争はイチから。今大会では甲斐拓也(ソフトバンク)、田村龍弘(ロッテ)に加え、ケガで参加辞退の宇佐見真吾(巨人)に替わり、若月健矢(オリックス)を追加招集した。近藤健介(日本ハム)も捕手登録であるが、こちらは外野、もしくは指名打者での出場がメインとなりそうだ。

高い期待を受けているのが、日本ハムとの練習試合で先発マスクを被った甲斐。育成ドラフトから這い上がってきた苦労人は、所属するソフトバンクで大幅に出番を増やし、チームの日本一奪還に大きく貢献した。高い守備力には定評があり、初のゴールデン・グラブ賞も獲得。シーズン打率.232と打撃面に課題を残すが、5本塁打を記録するなど非凡なパンチ力を秘める。

2017年は田村にとって苦しいシーズンとなったが、昨年はベストナインを初受賞するなどロッテの正捕手へ成長。若月は自身初の100試合出場を果たし、オリックスの正捕手へ着々と近づいている。上記の3人は同じパ・リーグに所属しており、今後も意識し合いながらレベルアップしてほしいところだ。

稲葉監督はアジアCSについて、「東京五輪で金メダル獲得を実現するためにも、中核選手となっているはずのこのチームのメンバーに、経験と自信を植え付ける大きな意味を持っている(大会)」と位置付ける。

同大会に挑むメンバー以外にも、この世代には大谷翔平(日本ハム)、鈴木誠也(広島)など、優秀な人材が揃う。若手メンバーでアジア制覇を成し遂げ、稲葉ジャパンを世間にアピールしたい。

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