カーリング女子 完全アウェー韓国戦、サード吉田知のショットが鍵

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  • 更新日:2018/02/15

◇平昌冬季五輪 カーリング女子1次リーグ 日本―デンマーク、日本―韓国(2018年2月15日)

【今日のツボ教えます】カーリング女子の日本は米国に快勝して白星発進。15日には世界ランク9位のデンマーク、同8位の韓国と対戦する。02年ソルトレークシティー五輪、10年バンクーバー五輪代表の石崎琴美氏(39)はリード、セカンド、サードの3人がうまく組み立てることで得点のチャンスが広がると指摘する。鍵を握るのはサードの吉田知那美(26)だ。

日本が米国に勝って好スタートを切りました。勝因は序盤スチールで得点を重ねて大差をつけたことです。五輪の緊張感もなく、氷の状態を読む「アイスリーディング」がうまくできていました。先攻の時にドローショット(ハウス内に止めるショット)の精度が高く、先に先に良い形を作り、米国が難しいショットを強いられる展開に持ち込みました。

後半は大量リードのやりづらさもあったのでしょう。第6エンドで3点を奪われ相手に押し込まれました。嫌な展開だっただけに第8エンドで、際どい計測の末に1点取れたことが大きかった。流れを引き戻しました。

カーリングはリード、セカンド、サードが組み立てて最終的にスキップが決着をつけます。得点を取るためにはスキップのショットの精度が重要ですが、実は橋渡し役のサードが鍵になります。サードのショットでチャンスを広げることができますし、劣勢でも逆転することができます。

米国戦ではスキップの藤沢さんがプレッシャーのかかるショットを強いられる場面がほぼありませんでした。リードからの組み立てがうまくいき、サードの吉田知さんが勝負どころのショットを決めたからです。第2、第3エンドも吉田知さんの好ショットがスチールにつながりました。今後もスキップに良い形を残せば勝つ展開に持ち込めると思います。

優勝候補はカナダ(世界ランク1位)、スウェーデン(同5位)ですが、実力差はほとんどなく、どこが勝ってもおかしくありません。日本もメダルを狙えます。後半戦で上位国と対戦するので、ランクが同じくらいの国と戦う前半戦で勝ち星を伸ばしたいところです。その意味で韓国戦がポイントになります。完全アウェーになるでしょうが、普段通りコミュニケーションを取ってプレーすれば勝てるはずです。(02年ソルトレークシティー、10年バンクーバー両五輪代表)

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