「ど真ん中」痛打激減 ホークス・バンデン復活 7月以降6戦連続QS

「ど真ん中」痛打激減 ホークス・バンデン復活 7月以降6戦連続QS

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2017/08/12

先発陣の「再建」に成功したソフトバンクがV奪回へ突き進む。3、4月と5月は4点台、6月は3点台だった先発防御率が7月は2点台に改善。8月はやや苦しみながらも、東浜とバンデンハークはそれぞれ2勝を挙げてチームをけん引している。中でも目立つのはバンデンハークの復調ぶり。ど真ん中を打たれるケースが減り、7月以降の6試合でクオリティースタート(QS=6回以上で自責点3以下)を続けている。 (データは10日現在、共同通信デジタル提供)

■割合増カーブ武器

「負けない右腕」が帰ってきた。来日1年目から2年目にかけてデビュー14連勝をマークしたが、3年目は開幕から2連敗。その後も勝ち星は挙げながらも精彩を欠いていたバンデンハークが、7月以降は6試合連続でQSを達成している。8月は2戦2勝、防御率1・20と抜群の安定感だ。

今季のコース別被打率をヒートマップで見ると「ど真ん中」が改善されたことが分かる。(1)開幕から6月まで(2)7月以降に分けて見ると、(1)は被打率3割4分8厘(46打数16安打)で3本塁打を浴びているのに対し、(2)は1割2分5厘(24打数3安打)で0本塁打。配球もあり、全く失投がなくなったわけではないとはいえ、甘い球を捉えられて痛い目に遭うケースは減っているといえそうだ。

今季のバンデンハークはカーブを武器にできていることも大きい。今季の全投球に占める主な球種の割合は▽直球59%▽スライダー21%▽カーブ20%。3種類が上位なのは昨年までと同じだが、カーブが一昨年の14%、昨年の15%より増加している。さらに今季は打者を2ストライクと追い込んでからカーブを投げる割合が29%で、スライダーの14%を大きく上回る。

QSに加え、直近5試合は被打率がいずれも2割以下。2桁奪三振も2度マークして、初の2桁勝利にも到達した。負けない右腕の復調に比例するように、チームは7月の先発防御率が2・54、8月が3・73でいずれもリーグ1位。よみがえった先発陣がV奪回への推進力となりそうだ。

=2017/08/12付 西日本スポーツ=

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