デリバリー方式 「18年度に実施」 中学給食で太宰府市長

  • 西日本新聞
  • 更新日:2016/12/02

太宰府市の芦刈茂市長は1日、昨年4月の市長選で公約に掲げた市内4中学校の「完全給食(全員給食)」について「デリバリー方式で2018年度中に実施したい」との考えを表明した。同日に開会した市議会定例会の冒頭で述べた。

4中の昼食は現在(1)弁当(2)ランチサービス(委託業者によるデリバリー方式)(3)パン購入-の選択制(いずれも牛乳付き)で実施。弁当持参の生徒が74%強で、ランチサービス利用者は8%強と1割に満たないのが現状(15年度調査)だ。

市長は市議会や市教育委員会に設けられた検討委員会の結論などを踏まえ、「今のランチサービスの提供方法などを踏襲するのではなく、さらに充実した上で実施したい」と強調。「食物アレルギーの生徒への対応などを含め、どういう方法が最善かを学校長やPTAなどと協議しながら実現していきたい」とした。

市によると全生徒が対象のデリバリー方式実施には、各校で配膳室やリフトなどの整備が必要になる。このため保護者への説明などを経て来年9月議会に提案する補正予算案に設計費、18年度当初予算に工事費をそれぞれ計上する方針。経済的理由で給食費の支払いに困る保護者のための支援策も検討する。

市議会はこの日、15億794万円を増額する本年度一般会計補正予算案など27議案を上程した。会期は19日まで。一般質問は13、14日。

=2016/12/02付 西日本新聞朝刊=

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