大和残ってくれ!阪神・福留、主将の願い激白「残れば一番の補強」

大和残ってくれ!阪神・福留、主将の願い激白「残れば一番の補強」

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2017/11/13

心の底から、残って欲しい-。阪神の主将、福留孝介外野手(40)が12日、甲子園で自主トレ後に激白。国内フリーエージェント(FA)権を行使した大和内野手(30)の残留を熱望した。故郷・鹿児島のかわいい後輩の悩める胸中を理解しつつも、「残れば一番の補強」など熱いラブコールを連発した。

愛車の運転席に座ったが、すぐに身を乗り出した。熱意をつむぐ。よどむことはない。福留のホンネだった。大和にとって最善の答えを出して欲しい。そしてもちろん、残留して欲しい-。

「チームメートとしては、あれだけの選手だし、残って欲しい。そういう意味では間違いなく(残留すれば)どんな補強よりも大きい。心の底から、残って欲しい」

目の前に“恋人”がいるかのような勢いだった。8日にFA権を行使した大和とはシーズン終了後、込み入った話はしていない。「FAというのは本人の権利だから。他のチームからの評価を聞いてみる、いい機会でもある」と胸中を理解するからこそ、うかつなことはいえなかった。心の負担にだけはなりたくない。それでも…。絶対に必要な選手であることを伝えたかった。

「俺たちがああだこうだいうのはおかしいかもしれないけど…。俺としては同じユニホームを着て、まして鹿児島の後輩でもあるしね。俺個人としては残って欲しい。やっぱり球界をみてもトップクラスの選手だしね」

ともに鹿児島出身。しかも同じ大隅半島-。福留が2013年に阪神入団後、榎田、金田(現オリックス)らと鹿児島県人会を結成。定期的に会合を開いてきた。

故郷の後輩というだけではない。内外野、広い守備範囲を涼しい顔でこなす30歳のプレーをリスペクトしてきた。15年2月、サンスポの企画で“記者”として大和をインタビューした際も「1歩目のスタートだったり、他の若い選手と比べると雲泥の差がある」と感服。同年には外野手として最年長でゴールデングラブ賞に輝いた福留は、どれだけ野球で守備力が大事か、と常日頃から口にしている。大和の姿が、まさにそうだ。

「唯一言えることは、残ってくれて一緒にプレーできたらいい、ということ。俺だけじゃなく、投手、野手が彼に、どれだけ助けられたか。彼が残れば、一番の補強になる」

阪神は大和に対して最大4年の大型契約を提示したが、DeNAやオリックスも負けない好条件で準備を進めている。流出ピンチ。「後悔はしないようにして欲しい。自分が決めたことが一番正しいのだから」と心境をおもんばかったが…。

「(大和の存在は)安心感がある。チームの中で全員が(残って欲しいと)思っているはず」

ナイン、関係者、虎党の心の叫びでもある。13年ぶりのリーグ優勝へ、ともに戦いたい-。16日には他球団と交渉が解禁される。その前に、主将からの最初で最後の“残留要請”だった。 (阿部祐亮)

★オリなど好条件

オリックスは大和がFA書類を提出した8日に、福良監督が一般論と前置きしつつ「守備力が高い。二遊間に外野もできる。一選手として、評価しています」とコメント。同日、長村球団本部長も「(申請書を)提出したということで、関心はある。内野手の厚みを加えるという意味で、計算できる間違いない選手」と話した。今季年俸5000万円の大和に対し、3年総額3億円程度の条件を提示する見込み。また、DeNAも同等クラスの条件を準備しているとみられる。

大和、FA宣言VTR

8日に西宮市内の球団事務所でFA申請書を提出。「他球団の自分に対する評価を聞くチャンスは今しかないという思いも強く、今回の決断にいたりました。タイガースも含めて、自分を一番必要としてくれる球団で来季プレーしたい」などコメントを出した。四藤球団社長は「是非とも必要な選手なので、絶対に残って欲しいという気持ちを伝えた」と話し、金本監督も安芸で「残って(阪神で)やって欲しい。フロントに頑張ってもらうしかない」と願った。

大隅半島とは

日本列島の九州南部に位置する半島。鹿児島湾の東岸にあり、西岸に薩摩半島、両半島に挟まれた桜島とは1914(大正3)年の桜島大正大噴火で陸続きとなった。農業、特に畜産が盛んで日本国内の代表的な生産拠点のひとつとして機能している。大隅半島出身の主な有名人には、福留、大和の他、榎田大樹(阪神)、哀川翔(俳優)、国生さゆり(女優)、横峯さくら(プロゴルファー)、サンシャイン池崎(お笑い芸人)らがいる。

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大隅半島出身の福留(右)と大和。かわいい後輩へ、主将が熱いメッセージだ

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