鶴岡東「もぐもぐ打線」 春準V習志野を食らう 補食の果実パワーで丸山2連発

鶴岡東「もぐもぐ打線」 春準V習志野を食らう 補食の果実パワーで丸山2連発

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2019/08/15
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9回、ソロを放ちガッツポーズする鶴岡東・丸山(撮影・中田匡峻)

「全国高校野球選手権・2回戦、鶴岡東9-5習志野」(14日、甲子園球場)

2回戦3試合が行われ、鶴岡東がセンバツ準優勝の習志野に打ち勝ち、3回戦へ駒を進めた。丸山蓮外野手(3年)の2打席連続本塁打など、強打の源となったのが、試合中の補食としてベンチに用意されたフルーツ4種類など。同校初の同一大会2勝目を呼び込んだ「もぐもぐ打線」が、夏の聖地を席巻するかもしれない。

習志野の「美爆音」をしのぐ快音が、聖地に何度も何度も響いた。強烈な先制パンチを加え、最後は粘るセンバツ準V校を丸山の2打席連発で突き放した。佐藤俊監督(48)は「予想以上に点を取ってくれた。選手が落ち着いてやってくれた」と目を細める。

二回に6本の長短打を集中させ、一挙5点を奪って主導権をたぐり寄せた。それでも終盤へと進むにつれ、迫ってきた習志野の足音。主砲の丸山が「勢いがあっちにいきそう」と危機感を抱いた八回、左翼席に貴重な追加点となるソロ本塁打をたたき込んだ。

これに打線が呼応して一挙3点を奪うと、九回にも自身初の2打席連発となるソロを右翼席へ。夏の甲子園史上40人目の快挙に「今はあまり実感がわかないです」と言いながらも「素直にうれしい」と喜んだ。その源となったのが、フルーツ王国・山形の習慣だ。

日々の食生活から栄養管理にこだわる佐藤監督は「水よりオレンジジュースを飲む」、「食事は野菜から食べる」、「夜は疲労に効くかんきつ類を食べる」と積極的にフルーツを摂取するように選手たちを指導。試合が行われる際には、補食として常に4種類程度をベンチに持ち込んでいるという。

この日はブルーベリー、マンゴー、イチゴ、みかんがベンチ入り。地元の試合では時期によって特産のさくらんぼが入ることもあるそうだ。

試合前に選手が食べる弁当やフルーツを提供する地元のなんば農園で働き、同校OBでもある難波裕朋さん(34)はアルプスから観戦。「台風の目になってくれれば」と願った。初戦で伝統校の高松商を倒し、センバツ準Vの習志野も撃破。山形の“フルーツパワー”で養われた「もぐもぐ打線」が、聖地を席巻するかもしれない。

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