阪神・小野、ルーズヴェルト・ゲームはNO!乱打戦もドラマも起こさせない

阪神・小野、ルーズヴェルト・ゲームはNO!乱打戦もドラマも起こさせない

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  • 更新日:2018/04/17

17日の中日戦(豊橋)に先発する阪神・小野泰己投手(23)が16日、甲子園で投手指名練習に参加。好調の新助っ人、ソイロ・アルモンテ外野手(28)を警戒し「一発というのを考えて丁寧に攻めたい」と意気込んだ。両翼93メートル、中堅115メートルと地方球場の中でも特に狭い豊橋は人気ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」のロケ地。乱打戦にはせずピシャリと抑える。

「8-7」の勝利なんて、たまったもんじゃない。抑えるところをキチッと抑えて“ドラマ”は起こさせない。小野は、絶好調の中日・アルモンテを警戒して挑む。

「一発というのも気をつけて、丁寧に攻められたらいい。前回はボール先行になってしまったので、真っすぐだけでなく変化球でもカウントを取れるようにしたいです」

ここまで2戦に投げ1勝0敗、防御率2・92。プロ2年目を順調に踏み出しつつあるが、ここで立ちはだかるのが絶好調助っ人だ。1勝2敗と負け越した6-8日の中日戦(京セラ)。アルモンテは3試合で打率・429、5打点と大暴れし、現在リーグ2位の打率・407。4本塁打、15打点と竜打線の得点源だ。ここを封じなくては勝機は見えないが、今回は球場も“難敵”だ。

阪神が2002年以来16年ぶりに公式戦を戦う豊橋市民球場は、とにかく狭い。翌18日からのナゴヤドームが中堅122メートル、両翼100メートルなのに対し、豊橋は中堅115メートル、両翼93メートルだ。しかも“乱打戦の聖地”でもある。2014年に放映された人気ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」のロケ地に使用されていたのだ。逆転に次ぐ逆転で、劇中「野球で一番面白いスコア」と言われた8-7になったりすれば、小野にはたまらない。アルモンテを筆頭とした中軸を封じたいところだ。

力強いキャッチボール、ショートダッシュを繰り返し、プロ初の地方マウンドへ備えた小野。「どの球場でも一発は警戒しているので。変わらずにできれば。力強い球を投げられるようにしていきたいです」と努めて冷静なのが頼もしい。クールに淡々と、ドラマを最終回へと進める。

★阪神、前回の豊橋での試合

2002年4月16日の中日戦。先発した藪は二回に山崎武、谷繁にソロを被弾し、6回2失点。2番手の伊達が1回4失点と崩れた。バンチに7回2点に抑えられていた打線は今岡が九回にソロを放つも、3-7で敗戦。両軍11安打ずつ計22安打が飛び交い、当時中日だった福留は4打数3安打だった。

★ルーズヴェルト・ゲーム

社会人野球にスポットを当てた池井戸潤の小説。ドラマ化され、MBS系で2014年4月27日から6月22日まで放送された。大手ライバル企業に押され、業績不振にあえぐ青島製作所の野球部の存続を巡り、社長や選手、監督、技術者らが奇跡の大逆転に挑む物語。タイトルは「点を取られたら取り返し、8対7で決着する試合」を意味し、第32代米大統領のフランクリン・ルーズベルトの「一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」という言葉に由来する。

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甲子園で調整した小野。初めて地方球場で登板する(撮影・村本聡)

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