監督不在&選手5人のみの苦境をものともせず、港南ユナイテッドがEXILE CUP 2019関東大会2を制覇

監督不在&選手5人のみの苦境をものともせず、港南ユナイテッドがEXILE CUP 2019関東大会2を制覇

  • サッカーキング
  • 更新日:2019/09/10
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EXILE CUP 2019 関東大会2を制した港南ユナイテッド [写真]=兼子愼一郎

今大会で記念すべき10回目を迎える「EXILE CUP 2019」の関東大会2が、8月25日に千葉県のフクダ電子フィールドで開催された。今大会は9月15日に愛媛県今治市で行われるEXILE CUP決勝大会の地区予選。関東各地から集まった52チームが全国行きの切符を目指してしのぎを削った。

試合に先駆けて行われた開会式では、E-girls /Flowerの佐藤晴美さんと同じくFlowerの重留真波さん、そして元バレーボール女子日本代表選手の栗原恵さんがゲストとして登場。栗原さんは「今日を振り返った時にすごくいい大会だったと思えるように、そしてケガがないように元気に過ごしてください」と子どもたちにエールを送った。大会関係者による挨拶のあとは、EXILEのÜSAさんが考案した「ダンス体操」でウォーミングアップ。途中、機材トラブルで音楽が途切れがちになるも、子どもたちは笑顔で体を動かし、みんなでChoo Choo TRAINを踊る場面では楽しげな笑い声も響いた。心身をしっかりとほぐしたところで開会式は終了。いよいよ予選リーグが開始された。

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予選リーグでは4チームずつ13ブロックに分かれて総当たり戦を行い、各ブロック1位の13チームに加え、各ブロック2位の中から成績上位の3チームがワイルドカードとして決勝トーナメントに進出する。実力派のチームが3連勝で予選リーグを突破するケースが多く見られる中、接戦が目立ったのはブロックEだ。このブロックでは前回大会準優勝の八千代町SS(茨城)が順当に2連勝を飾る一方で、東京都から来たFCアンビシオンも2連勝。決勝トーナメント進出をかけた両チームの対戦は打ち合いの末に4-4のドローとなり、得失点差でFCアンビシオンが1位通過。八千代町SSはワイルドカードとして決勝トーナメントに臨むこととなった。

決勝トーナメントでは実力伯仲のチーム同士による好試合が続いた。その中で決勝進出を果たしたのがFCジョカーレ(埼玉)と港南ユナイテッド(東京)の2チーム。FCジョカーレは1回戦で同じ埼玉を活動地域とするSSトワーズアドリームを2-0で破ると、続く2回戦では八千代町SSを破り勝ち上がったF.S.オーガ(千葉)を相手に、高橋準(たかはし じゅん)君がハットトリックを決めて3-2で勝利。ちはら台SC(千葉)との準決勝では試合開始早々に決めた1点を守って1-0と勝ちきり、決勝の舞台へ駒を進めた。

一方の港南ユナイテッドは、1回戦のフレンドリーフットサルクラブ(東京)との試合をキャプテンの鴻野誠賢(こうの せいけん)君のハットトリックなどで4-1と勝利すると、2回戦ではTTT FOOTBALL ACADEMY(千葉)、準決勝ではFCアンビシオンと2試合連続でPK戦にまでもつれ込む激戦を制して決勝進出を果たした。

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FCジョカーレと港南ユナイテッドによる決勝は、序盤から互いの積極的な攻撃が目立つ試合となった。FCジョカーレの高橋君や港南ユナイテッドの宮前就旭(みやまえ なりあき)君が強烈なシュートでゴールを脅かす中、先制したのはFCジョカーレ。ゴール正面で得た関節FKからキャプテンの輿石翔(こしいし しょう)君が豪快なシュートでネットを揺らし、1点差で前半は終了した。

しかし、港南ユナイテッドは後半開始直後に峰岸世成(みなぎし せな)君のゴールで同点に追いつくと、その4分後にも峰岸君がゴールを決めて逆転に成功。さらに1分後には森藤駿(もりふじ しゅん)君のゴールで点差は2点に広がった。追い込まれたFCジョカーレは試合終盤に怒とうの攻めを見せるも、素手でゴレイロを務める別所陽樹(べっしょ はるき)君の好セーブに阻まれ、なかなかゴールネットを揺らせない。輿石君が倒れ込みながらのシュートを決め1点差に詰め寄るも反撃及ばず、3-2で港南ユナイテッドが大会初制覇を果たした。

惜しくも敗れたジョカーレFCの高橋健太郎監督は「すごく強かった」と港南ユナイテッドを称え、「最後は強い気持ちが何かを引き寄せる。ここまで来れるようになったので、次はファイナルで勝てるように、メンタルの部分で成長してほしい」と子どもたちに期待を寄せた。

この日の港南ユナイテッドは諸事情により監督が会場に来れず、加えてメンバーは5人のみで交代選手がいないという状況だった。保護者代表としてチームを引率した別所克也さんは「フォーメーションなども自分たちで決めて、誰に頼るでもなく頑張ってくれた」と子どもたちの奮闘ぶりに頬を緩ませた。キャプテンの鴻野君は「最初はドリブルばかりだったけど、(試合を重ねるごとに)だんだんパスを回せるようになって、決勝では良い試合ができました」と大会を振り返り、「僕はディフェンスの選手なので、決勝大会では全試合を無失点に抑えて優勝したいです」と決勝大会への抱負を語った。

文=峯嵜俊太郎 写真=兼子愼一郎、LDH JAPAN

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