シンデレラから天使へ。三原舞依の演技を世界のジャッジが認め始めた

シンデレラから天使へ。三原舞依の演技を世界のジャッジが認め始めた

  • Sportiva
  • 更新日:2017/10/13

昨季は四大陸選手権の女王となり、フリーでは146.17点の日本女子歴代最高得点をたたき出すなど大躍進した三原舞依。平昌五輪代表に向けて、今季も活躍が期待できそうだ。

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ジャパンオープンではメドベデワに次ぐ2位となった三原舞依

シーズン初戦となったオータムクラシックで2位と、幸先のいいスタートを切った三原は、第2戦となったジャパンオープンでも新プログラム『ガブリエルのオーボエ』でスタンディングオベーションを受けるほどの完璧な演技を披露。トップのエフゲニア・メドベデワに次ぐ2位と、好結果を出した。

「初めからわくわくした気持ちで、滑って楽しかったです。初戦の後に(振り付けを)カナダで手直ししたときに、振付師のデビッド(・ウィルソン)さんから、フリーのステップでは自分の秘めた思いを前面に出してほしいと言われました。中野(園子)先生からは『平和を願って』と言われたので、私が世界の平和というのはおこがましいですけど、少しでも見ている方たちに元気や笑顔になってもらえるといいなと思って滑っています。ステップが終わった後に空に上がっていく天使に見えるように意識しながら演技しています」

今季のフリーは、三原の演技と曲のイメージがぴったりと合っている。テンポのある音に合ったステップや、メリハリと流れのある動きが絶妙なバランスを見せ、演技終盤に向けて力強く盛り上がるプログラムは見応えがある。五輪という大舞台で映える勝負のプログラムとなっており、より滑り込んでいけば、三原の代表作になる作品と言ってもいいだろう。

ジャパンオープンで、参考得点ながらも自己ベストを1.66点上回る147.83点をマークしたことを見ても、ジャッジが三原の演技を高く評価しており、序列的にも上位6人の第1グループに入ったと見て間違いない。

今季のフリーでは、後半に5つのジャンプが続く構成となっているなど、攻めのプログラムを作ってきた。さらに今回のジャパンオープンではステップでレベル4と認定されてGOE(出来ばえ)加点で1.80点を得た。昨季からの試合を通して見ても、明らかに世界のジャッジは三原をしっかり評価するようになってきている。

「評価されてきたとは思わないですが、ミスをしてもトップにいけるような立場の選手ではないので、常に安定して、ミスなく最後まで演じきることが大切だなと思います。それには、自信がつくような、絶対大丈夫だと思えるような練習をこれからも続けていきます。ジャパンオープンではステップがレベル4で加点が1.8点ついたのが嬉しかったです。それに、デビッドさんに言われていた最後の3回転サルコウは、両手を上げて跳んでみました」

あくまでも謙虚なチャレンジャーとしてスケートに取り組んできた三原。今季は単身でカナダにプログラムの手直しにいくなど、中野園子コーチからの自立も図っていくつもりのようだ。

昨季の”シンデレラガール”の課題をあえて挙げるなら、今後は大きな動きのある演技が必要不可欠になるということだろう。

「もうちょっと大きく動けたらいいなと思います。ジャパンオープンの演技がすべてじゃないので、トップの選手と戦えるだけの表現力を身につけていきたいなと思います。(ジャパンオープンは)100パーセントくらいの演技で、ミスなく加点もたくさんあったのですが、このままではオリンピックやファイナルでは戦えないので、もっともっと向上していきたいです」

三原舞依の秘めた闘志に火がついた。

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