溢れんばかりの自信とともに、3ヶ月前のリベンジへ!

溢れんばかりの自信とともに、3ヶ月前のリベンジへ!

  • J SPORTS
  • 更新日:2017/09/15
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昨季プレミア最終節。ワルテル・マッツァーリへの罵声が飛び交うヴィカレージ・ロードで、ワトフォードは0-5の大敗を喫し、誰の記憶にも残らないシーズンを終えた。指揮官の退任を惜しむ者など誰一人としておらず、エウレリョ・ゴメスに至っては試合後「ここで監督をやるのなら英語くらい喋れないといけない」と発言した。そこには自信も、監督との信頼関係も、チームとして持つべきものを何一つ持たない男たちの姿があった。

あれから3ヶ月、ワトフォードは変わった。第4週終了時点で2勝2分け、あのインスピレーショナルな開幕のリヴァプール戦3-3ドローの後はリーグ戦3連続完封中、堂々たる戦いぶりで現在は4位につける。前節も難敵セインツとのアウェイゲームを難なく2-0で勝ち切り、試合終盤にはパス1本1本の度にアウェイエンドから「ole!」の声が上がったほど、ファンは今のホーネッツに心酔している。

戦力面で見れば、この夏に行った実績のある選手の補強はバーンリーから引き抜いたアンドレ・グレイくらい。では何がワトフォードの状況をここまで劇的に変えたのか? その答えは新監督、マルコ・シウヴァの存在に他ならないだろう。

結果的に残留には失敗したが、1月にハルにやってきたシウヴァは、昨シーズンのプレミアリーグに間違いなく大きな爪痕を残した。アベル・エルナンデス曰く「ほぼ死んでいた」チームを即座に立て直した手腕はもちろん、印象的だったのは、そのエルナンデスを始めとした多くの選手が口々に「これまでの監督とは違う」とシウヴァの下での日々の充実ぶりを証言していたことである。

限られた環境でのみこういった力を発揮できる監督もいる。しかし、どうやらシウヴァは「本物」だったようだ。ワトフォードでも既に選手からの信頼は厚く、アブドゥレイェ・ドゥクレが「監督のおかげで僕らは変われた」と胸を張れば、ダリル・ヤンマートは「今の僕たちは自信に満ち溢れている」と喜びを語る。就任早々に英語以外での会話を禁止し、試合の2時間前まで先発メンバーを発表しないことで練習中からの競争を促していることも、マッツァーリのスタイルに辟易していた選手たちからの支持を得る一因になったようだ。

今節の相手はあのマンチェスター・シティだ。前節はリヴァプールに5-0で勝利し、CLでもフェイエノールトに4-0で勝利し、何より先述の昨季最終節でワトフォードを5-0で破ったシティだ。シウヴァ本人もペップ・グアルディオラのチームには勝ったことがなく、昨季のハル、そして両者がオリンピアコスとバイエルンの指揮官としてCLで相対した時にはいずれも完敗を喫している。

それでもシティがCLから中2日という厳しい日程で臨むことを考えれば、試合前に綿密な準備を仕込むことを監督としての最重要事項とするシウヴァのチームにもチャンスがあるかもしれない。「どんなチームが相手でも、僕らのポゼッションは脅威になるはず」、ヤンマートが語ったこの言葉を証明するため、例えシティが相手でも、彼らは臆することなく90分を戦い抜く。

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