ロジテックの新MXシリーズのマウスとキーボードがデスクトップ環境を最適化

ロジテックの新MXシリーズのマウスとキーボードがデスクトップ環境を最適化

  • TechCrunch
  • 更新日:2019/10/20
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Logitech(ロジテック)、日本版ブランドはLogicool(ロジクール)である同社は最近、マウスとキーボードの新製品、MX Master 3とMX Keysを発売した。価格はいずれも99.99ドル(日本版参考価格はマウスが1万3500円、キーボードが1万4500円)。いずれのデバイスも、同社の過去の製品ラインアップから多くを受け継いでいる。もちろん、同社が入力デバイスとしてあるべき姿と考えるものを具現化したものだ。そしてその上に、現在の周辺機器に追加可能な最高の機能を付加したものとなっている。

MX Keys

Logitechの新しいキーボードは、同社のクリエーター向けのハイエンド製品、Logitech Craft(日本版はロジクールCRAFT KX1000s)から、多くを受け継いでいる。見た目も使用感もCraftによく似ているが、キーボード本体の左上に配置されていたダイヤルは省かれている。専用のドライバーソフトと組み合わせて使うことで、さまざまなアプリごとに、異なったコントロール機能を発揮できるものだった。

Craftのダイヤルは、確かに好奇心を刺激するものであり、ある種の創造的な作業のワークフローにとっては、実際に極めて便利に使える。たとえば、ビデオ編集で、タイムラインを前後に行ったり来たりするような場合には、感触的なダイヤルによるコントロールが適している。ただし、普通の平均的なユーザーにとっては、それほど必要性が感じられるものではなかったのも事実だ。

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MX Keysは、Craftにあったダイヤルを装備しない分だけ、デスク上に占めるスペースは小さくなっている。価格は、Craftよりも70ドル(日本の参考価格では9250円)安いので、たぶんほとんどの人にとっては、ユニークなコントローラーより、価格の方が魅力的に感じれられるだろう。MX Keysは、キー間の指の移動もスムーズで、キータッチの感触も優れている。これらはCraftから受け継いだもの。手を近づけると自動的に点灯する、スマートなバックライトも内蔵する。好みに応じて明るさを調整したり、完全にオフにすることも可能だ。もちろん、バックライトを使わない方がバッテリー寿命は長くなる。

MX Keysは、USB-Cで充電可能なバッテリーを内蔵している。バックライト使用時はフル充電で最長10日間、バックライトを完全にオフにした場合は最長5ヶ月間使用できる。接続には、Bluetoothと、付属のUSBレシーバーの両方が使える。このレシーバーはUnifying(統合)タイプなので、1つのレシーバーでMX Masterシリーズのマウスなど、他のLogitech製品も接続して使うことが可能だ。

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キーボードは、最大3台のデバイスに対して同時にペアリングしておくことができ、それぞれ独立したボタンで即座に切り替えて使える。OSとしては、Windows、macOS、Linux、Android、iOSをサポートする。それぞれのキー配列に対応するため、OSによって割り当ての異なるキーには、複数の刻印が施されている。さらにMX Keysを、MX Master 3など、同社独自のFlow機能をサポートするLogitech製マウスと合わせて使用する場合には、異なるOS間も含め、複数のデバイス間でキーボードとマウスを同時にシームレスに切り替えられる。その際には、デバイス間でのコピー&ペーストも可能だ。

MX Keysには、1万4500円という価格からは考えられないような価値があると感じられる。非常に高級感のあるハードウェアを、比較的手軽な価格で入手できる。しかも、Microsoft(マイクロソフト)やApple(アップル)の純正キーボードを含めて、他社のキーボードには、とてもかなわないような豊富な機能を実現している。

MX Master 3

マウスに関しても、Logitechほどの名声と実績のある会社は、他にはほとんど見当たらない。特にMX Masterシリーズは、すでに多くのファンを獲得している。もちろん、それにも当然の理由がある。

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MX Master 3は、けっして「車輪(ホイール)を再発明」したわけではない。つまり、すべてをやみくもに作り直したようなものではない。ただし、スクロールホイールだけは例外で、これは新たな発明と言っていい。Logitechは、「MagSpeed」と呼ばれる新たな技術を導入して、スクロールホイールを一新した。高速なスクロールに適した「フリースピン」と、ピクセル単位の繊細なコントロールが可能な「ラチェット」モードが自動的に切り替わる。同社によれば、この新設計によって、以前のスクロールホイールに比べて90%高速で、87%「精確」なスクロールが可能だという。ただ、このような数字は、一般的な使い方では検証するのが不可能だ。とはいえ、全体的にスクロールの感触も良くなったように感じられ、宣伝文句通り操作音も「非常に静か」であることは、簡単に確かめられる。

MX Master 3マウスの形状は、人間の掌の形状にぴったりと合うよう、微妙に変更された新たなシルエットが採用されている。またMX Masterシリーズならではの輝かしい機能、サムホイールの位置や形も変更されている。これも実際に使ってみると、操作感覚が改良されたことが感じられる。ただ、慣れないと親指をぴったりと最適な位置に移動するのが難しい。全体的に、従来モデルのMaster 2Sより操作感覚は良くなっている。本当に重要なのはそこなのだ。

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トラッキングに関して言えば、Logitech独自のDarkfield(ダーク・フィールド)技術により、実際にあらゆる材質の面で、確実なトラッキングを実現している。4000DPIという精度は業界をリードするもの。Logitechのデスクトップ用アプリ「Logi Options」によって、感度、スクロール方向、その他の機能を調整できる。MX Master 3も、同時に最大3つのデバイスとペアリングでき、Flow機能と連携して、異なるOS間でのコピー&ペーストも実現する。

MX Master 3の注目すべき新機能の1つは、充電用のUSB-Cポートを装備したこと。以前のモデルは、Micro USBだった。これは特に、Macの最近のモデルを使っている人にはありがたい。可能な限り1つの標準に集約させることで、ケーブルの種類も最少にすることができるからだ。MX Keysの充電ポートもUSB-Cになっているので、どちらも1種類のケーブルで充電できて便利だ。MX Master 3は、フル充電で最長70日間使用できる。また、バッテリー切れの状態から、わずか1分の充電で、3時間も使えるようになる。

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結論

Logitechが、サードパーティのキーボードとマウス製品を、長年にわたって先導する立場を守ってきたのには、それなりの理由があったからに違いない。その上でなお、成功を収めた既存の製品よりも、さらに優れたものを開発し、発売し続ける能力には感心するしかない。MX Keysは、この価格帯の製品としては、今入手できる最高のキーボードだと言っても差し支えない。多くの、より高価な製品より優れている。MX Master 3は、何の疑いもなく、ほとんどの人に勧められる唯一のマウスだ。豊富な機能もさることながら、USB-Cによる充電機能も、その理由の1つ。これらのキーボードとマウスの組み合わせは、一般的な仕事はもちろん、創造的な作業でも、またその他のどのような用途でも、デスクトップ用入力装置のペアとして頼もしい存在だ。

[原文へ]

(翻訳:Fumihiko Shibata)

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