〝鈴木さんの鈴木さんによる鈴木さんのための日本酒〟って?一度飲んでみたいクラウドファンド地酒5選

〝鈴木さんの鈴木さんによる鈴木さんのための日本酒〟って?一度飲んでみたいクラウドファンド地酒5選

  • @DIME
  • 更新日:2018/01/12

今まではガジェットやアイデア商品が主流であった、日本のクラウドファンディングのプロジェクトだが、最近は食品・ドリンクのプロジェクトが増加している。その中でも特に目立ち始めているのが「お酒」。

今回は、国内クラウドファンディングの最大手「Makuake」に登場し、注目を浴びている個性満点、国産のお酒を5種類厳選した。

●『鈴木』(KURAND)

寒梅酒造(埼玉県久喜市)の杜氏鈴木隆広氏が造り、一升瓶のラベルは著名書道家の鈴木猛利氏がしたためた、「鈴木さんの鈴木さんによる鈴木さんのための日本酒」というコンセプトで作られたのが、『鈴木』という銘柄のお酒。企画を立ち上げたのは、日本酒の通販・店舗運営サービスを手掛ける「KURAND」(クランド)。

決してウケねらいの冗談企画ではなく、全国で2番目に多い苗字であり、自分の苗字でもある「鈴木」という銘柄を付けることで、醸造家自らに良い酒を造るというプレッシャーをかけたという。約180万人いる鈴木さんを含め、「すべての人が美味しいといってくれるようなバランスのとれたお酒」を目指した。原料米には、地元久喜産の『彩のかがやき』のみを使用し、「火入れ」を一切行わず酵母菌を生かしたこだわりの「生酒」に仕上げた。

おそらく鈴木さんばかりではないだろうが、『鈴木』は651人もの支援者を集め、プロジェクトは大成功を収めている。

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『鈴木』

●『愛米魅ゆずシングル・セル』(西堀酒造)

『愛米魅』は、「I MY ME」の語呂合わせも兼ねて「あいまいみー」と読む。明治5年創業の老舗が、地元の栃木県小山市産の古代米である「赤米」と「緑米」から醸造した酒をベースに、同じく地元農園のゆずの果汁を加えてできたリキュールである。

古代米の酒は相当珍しいもので、味も非常に個性的。その摩訶不思議なテイストから、左党からは「日本酒とは思えない」とか「変態的な味(笑)」などと絶賛を浴びていた。これに「シングル・セル化技術」という、細胞膜を壊さずに果汁を抽出する特殊な方法で絞ったゆず汁を加えたものだから、その味わいはまさに未知との遭遇。

「Makuake」でのプロジェクト展開は、2017年9月末までとまだ余裕があるので、「飲んでみたい」という方はぜひ支援しよう。

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『愛米魅ゆずシングル・セル』

●『NektaR.jp』(KF-Works(株))

古代ギリシアの人間くさい神々が、酒宴で飲んでいた「ネクタル」というお酒。その効能は「不老不死」だったという。そんな「ネクタル」のモデルとされているのが、かのクレオパトラも愛飲したという蜂蜜酒。今でも蜂蜜酒は何種類か製造・販売されているが、現代人の口に合うものは少なくて、人気がないというのが現状だという。

そんな蜂蜜酒を、現代人の嗜好にマッチする形に仕上げ、日本人に味わってもらいたいと開発されたのが、『NektaR.jp』。林檎の花から取れた蜂蜜を使っているが、これは北欧神話に出てくる「黄金の林檎」が、神の食べ物として描かれていることにちなむ。これを、日本でも数少ない蜂蜜酒の醸造所「峰の雪酒造場」に委託してつくりあげた。

プロジェクト期間は10月までと長いが、既に目標額の50万円は軽々とクリアしており、いかに期待されているかが分かる。

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『NektaR.jp』

●『息災熟成純米酒 めざめ』(中山酒造)

三重県にある、1820年創業という由緒ある蔵元であったが、火災により酒屋施設が全焼。奇跡的に焼け残ったひとつの酒蔵にあった、10年以上熟成された純米酒を『息災熟成純米酒 めざめ』と名付け、クラウドファンディングの支援者限定で販売するという企画である。

もともと、世界でも最高権威のワインコンテストで銀賞を受賞するなど、評価の高い銘柄であり、蔵元の再建費用の一助にもなるということで、多くのサポーターに恵まれ、400万円を超える出資を集めた。

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『息災熟成純米酒 めざめ』

●『ピオーネのしずく』(前田健登)

実はこれ、ブドウの品種「ピオーネ」を早摘みした果実を絞った果汁の瓶詰めであり、それ自体はお酒ではない。その代わり、早摘みブドウ独特の酸味と芳醇な渋みが、「お酒本来の甘味を引き出し、味を引き締める」意外な効果があるという。

巨峰とマスカットの交配種として知られるピオーネだが、早摘みは6月中のたった4日間しか収穫できない貴重なもの。その300粒分の果汁が、200mlボトルに入っている。ジントニックやウォッカワインといったカクテルの素材に使っても良し、ハイボールとミックスしても良しと、お酒をほとんど選ばない汎用性の高さがあるという。1本1500円のお買い得なリターンはまだ在庫があるので、興味がある方は早めに注文しよう。

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『ピオーネのしずく』

文/鈴木拓也
老舗翻訳会社の役員をスピンオフして、フリーライター兼ボードゲーム制作者に。英語圏のトレンドやプロダクトを紹介するのが得意。

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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