他人の子でも胸にしまって育てる... SNSで発覚した浮気も許す夫たち

他人の子でも胸にしまって育てる... SNSで発覚した浮気も許す夫たち

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  • 更新日:2017/12/05
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今野裕幸(こんの・ひろゆき)/元神奈川県警の刑事だった叔父の影響で探偵の道へ。浮気調査やSNS関連、盗聴、ストーカー対策などに詳しい(写真:本人提供)

別の男性の子を妊娠・出産し、夫に育てさせるという、驚くべき行動をとる女性がいる。最近では、カッコウやホトトギスなどに見られる習性、「托卵(たくらん)」になぞらえて「托卵女子」と呼ぶ。

とある男性は、結婚半年で妻の浮気が発覚。育児を放棄した元妻に代わって、男性は娘を9歳になるまで育てたが、DNA鑑定の結果、娘が自分の子どもではないことが明らかになった。男性は3カ月前、この元妻と離婚を成立させた。娘はかわいいが、葛藤もあるという。

この男性のようなケースは、決して少なくない。『浮気がバレる男、バレない女』の著者で「総合探偵社スプラッシュ」代表の今野裕幸さん(41)によると、5年ほど前までは浮気調査は、8割方妻からの依頼だった。しかし、最近は、4割程度は妻の浮気を疑う依頼に変わってきたという。その要因はスマートフォンやSNSの普及ではないか、と今野さんは見る。

「LINEやFacebookで元彼と再会するケースもあります。かつては電話代が急に高くなり、浮気が発覚することもありましたが、今はパケット代や電話代を気にせずに電話やメールができます」

かつて浮気調査は、現場を押さえることが主流だったが、今はLINEやメールから発覚することも多い。本人が消しても、専用のソフトを使えば復元できるため、出会いから恋愛関係に至るまでの経緯が、詳細に明らかになってしまうケースもあるという。

数年前、今野さんはこんなケースを目にしたことがある。

30代の新婚夫婦の夫から依頼があり、妻の浮気を調査していた。妻は当時、妊娠8カ月。ある週末、「友人とご飯を食べに行く」という妻の後を尾行すると、五反田駅前で会ったのはスーツ姿の男性だった。

妻と男性は居酒屋に2時間ほど滞在した後、ラブホテルの中へと消えていった。数時間後、ホテルから出てきた2人の雰囲気は、女性の結婚前から交際していたかのような仲の良さだったという。しかし、今野さんが驚いたのは、その事実を夫に伝えた時だった。

「妻のおなかの子は、相手の子かもしれないし、自分の子かもしれない。でも、このことは胸にしまって生きていきたい。子どもは僕が育てます」

その後、その夫婦がどうなったのかまでは分からないというが、もしかすると現在もこの男性が子どもを育てているかもしれない。

今野さんによると、統計を取ったわけではないが、浮気が分かった時、女性は離婚を選ぶ人が多いが、男性の場合、妻の浮気を許し、その後も婚姻関係を続けるケースが多いという。今野さんは言う。

「女性の場合、夫の浮気が分かると完全に気持ちが切れてしまうことが多いように思います。でも、男性はそうじゃないのかもしれません」

冒頭の男性は、「彼女が謝ってくれて、心を入れ替えてくれればまた一緒に暮らしてもいい気持ちもある」と話す。「でも、彼女にその選択肢はないでしょうね」

そして、今はこうも思う。

「僕が引き取ることになったら娘には一生、真実を告げずに育てるつもりです」

(編集部・市岡ひかり)

※AERA 2017年12月4日号より抜粋

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