ウェス・アンダーソンが黒澤明や宮崎駿から得たイマジネーションを語る!第68回ベルリン国際映画祭がスタート

ウェス・アンダーソンが黒澤明や宮崎駿から得たイマジネーションを語る!第68回ベルリン国際映画祭がスタート

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  • 更新日:2018/02/16
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壇上でにこやかな笑顔を見せるウェス・アンダーソン監督 撮影/DYSK

現地時間15日、第68回ベルリン国際映画祭でアニメーション史上初のオープニングを飾る『犬ヶ島』(5月公開)より、ウェス・アンダーソン監督を始め、キャストが勢ぞろいして会見を行った。かねてより、日本が舞台になっていること、RADWIMPSの野田洋次郎や夏木マリら、日本人キャストがボイスキャストとして参加していることも話題のストップモーション・アニメーションだ。

【写真を見る】詰めかける記者陣に、ウェス・アンダーソン監督がサイン!

壇上にはビル・マーレイ、ブライアン・クランストン、ランキン・こうゆう、野村訓市、ジェイソン・シュワルツマン、ローマン・コッポラ、グレタ・ガーウィグ、ボブ・バラバン、ジェフ・ゴールドブラムと、ボイスキャストを務めた名優がずらりと登壇。200人を超える記者陣が詰めかけ、最前列に着席したティルダ・スウィントン、野田洋次郎、夏木マリにも多くのフラッシュが注がれた。

会場から「日本のアニメーションからの影響は?」と質問が飛ぶと、「アニメということはそんなに意識していないけれど、黒澤明監督と宮崎駿監督からインスピレーションを受けた映画だよ。宮崎作品に流れる静けさやリズムは、アメリカの映画にはないもの」と監督。黒澤映画からはもっとも影響を受けたそうで、「僕たちは黒澤映画が大好きだからね」と語った。

また“犬ヶ島”のモデルとして軍艦島の名前を挙げながらも、「Google Earthほかいろんな方法でイメージを収集して、様々なリサーチを行った。文化も場所も、日本の複数の要素を組み合わせた」そうで、「本物らしく、リアリティのある日本の描写」を目指して、友人でもある野村訓市のコンサルタントが欠かせなかったことも明らかに。

監督にとって『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『ライフ・アクアティック』(04)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(13)に続き、ベルリン国際映画祭への参加は4回目。11歳の誕生日を迎えたランキン(主人公・小林アタリ役)に向けて皆でバースデーソングを歌ったり、キャスト陣が飼い犬のエピソードを話したりと、さすがウェス組とも言うべきアットホームな雰囲気。会場は何度も笑いと拍手に包まれた。

本作は、“犬インフルエンザ”が蔓延した20年後の日本が舞台。メガ崎市の小林市長は、街中の犬をゴミの島“犬ヶ島”に隔離することを宣言する。愛犬スポッツを捜しにジェット機で“犬ヶ島”にやって来た少年アタリが、個性的な犬たちと出会う冒険譚だ。(Movie Walker・取材・文/編集部)

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