視力を失ったおばあちゃん犬、飼い主との時間が増えた「余生」

視力を失ったおばあちゃん犬、飼い主との時間が増えた「余生」

  • sippo
  • 更新日:2018/02/15
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右眼が失明してしまい、左眼の視力もほとんどないと眼科専門の先生から告げられたココ。姉のピンが旅立った11才という年齢を迎えても見た目には元気だったココが眼の病気を患い、それがどんどん進行していたことに気づいてあげられなかったことを悔やんだ日から4カ月がたとうとしています。

「外科的な治療は、まだ考えなくていいと思います」と先生から言っていただき、朝晩1回ずつと、寝る前の1回、計3回の点眼で、なんとか現状を保っているところ。「外科的な…」というのは、眼にメスを入れるという意味なので、なんとかそうならないように、目薬のさし忘れ防止のメモをリビングに貼って、注意しているところです。

先生からの指摘どおり、ココは1回呼んだだけでは目的地に到達できなくなっています。たとえば、ゴハン。以前なら「ココ~、ゴハンだよ~~~」と呼べば、誰よりも先に台所まで走ってきました。

でも今は、定位置のソファから下に降りるのにも時間がかかります。ちゃんと見えてないから、30センチもない高さのソファから怖くて降りられないのです。

無事に降りられたとしても、ソファを左回りにキッチンまで向かう際、誤って違う方向に足を進めてしまうこともあれば、部屋干ししている洗濯物のラックの脚にぶつかってしまうこともあります。

家の柱やドアの角にはすべて緩衝材を巻いて、ココが万が一、あたってしまってもケガをしないように気をつけているのですが、洗濯物ラックの脚まで気が回りませんでした。

実は、ゴハンのお皿に行き着いても、距離感がつかめないのか、私がお皿に爪でコンコンと音をたてて何度もたたいてあげないといけません。

ゴハンの中に足を突っ込んでしまったことが一度。お皿を引っくり返してしまったことも一度、ありました。

姉のピンは、そういったことがあると激しくショックを受けてしまい、そこから立ち直るのにずいぶん日数がかかってしまいましたが、ココは、そんなにはショックを受けていないようなのが、唯一の救いです。

でも、不思議なもので、トイレはパーフェクトにシートでしてくれるようになりました。恥ずかしながら、ココはなかなかトイレが覚えられず、大人になってからも、時折、「場外ホームラン」を飛ばしていたのですが、視力が弱まって嗅覚が研ぎ澄まされたのか(←素人考えですが…)、今頃になってトイレがキチンとできるようになったのです。

「ココ、おしっこ、ちゃんとできたね~」「エライね~」というと、後ろ足で何度も床を蹴って誇らしげな顔をします。

それは子供の頃とちっとも変っていないし、玄関のチャイムが鳴ると、ものすごく吠える“番犬・ココ”も健在。

「ココ」と呼ぶと、すぐおなかを見せて、「なでて、なでて」とアピールするところや、ベッドやソファで小さなイビキをかきながら、よく寝るココも、ずっと変わりません。

ある日、夫が「ココは、いい余生を送っているのかもしれないよ」と言ってきました。ココが眼科に通うようになってから、ますます家に居る日が増え、どちらかと言えば、ピンやハンターにかかりっきりだった私が「ココ」と呼んだり、ココの世話をする時間が劇的に増えたから、という意味もあるのだそうです。

足も弱って来たのか、寝過ぎているので寝ぼけているのか、年齢的に本当にボケてしまっているのか。歩き出すとき、少しよろけてしまうココ。

私の年齢を追い越してしまった“おばあちゃん犬・ココ”と一緒に日なたぼっこができる春の訪れを心待ちにしている日々です。

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