穴党記者が「人気馬そっちのけで推す3頭」がエルムSで砂嵐を起こす

穴党記者が「人気馬そっちのけで推す3頭」がエルムSで砂嵐を起こす

  • Sportiva
  • 更新日:2017/08/12

この週末、札幌競馬場ではGIIIエルムS(8月13日/札幌・ダート1700m)が行なわれる。

「施行時期が何度か変わっているエルムS。以前、9月に行なわれていた頃は、北海道で休養していたGI級の馬たちが、南部杯(盛岡・ダート1600m)など秋の大レースを見据えて出てくることが多く、穴党の出番が少ないレースでした。それが、数年前から施行時期が前倒しされ、別定戦ながら負担重量の条件などの変化に伴って、レースの性格が変わってきました。当然、狙い目も変わってきています」

エルムSというレースの変遷、特徴について、そう分析するのは、スポーツニッポンの小田哲也記者。近年になって「レースの性格が変わった」というが、具体的にはどういった変化があったのか。そして、馬券検討のうえでは、どのようなことを考えればいいのだろうか。小田記者が続ける。

「まず、以前は昨年の勝ち馬リッカルド(セン6歳/父フサイチリシャール)のように、前走で準オープンを勝ち上がって、昇級初戦の、しかも重賞となるここも勝って連勝するというケースはありませんでした。

また、斤量面では、過去1年間の重賞、またはそれ以前にGII以上のレースで勝っていると、その勝利実績から負担重量が増加されるようになりました。その結果、1年以上重賞を勝っていない実績馬には有利になり、逆に地方交流のGIIIであっても1年以内に重賞を勝った馬はやや不利になると言えます。

今回で言えば、これまでにGIIIを3勝していながら、過去1年間は重賞を勝っていないクリノスターオー(牡7歳/父アドマイヤボス)は斤量増がなくて56kg。逆に地方交流重賞のGIII佐賀記念(2月7日/佐賀・ダート2000m)を勝ったロンドンタウン(牡4歳/父カネヒキリ)は、斤量1kg増の57kg。それはちょっと、割に合わないでしょう」

そうした状況を踏まえて、小田記者は実績よりも勢いを重視して、上がり馬に狙いをつけた。

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エルムSで一発が期待されるコスモカナディアン

「昨年のリッカルドと同じステップとなる、コスモカナディアン(牡4歳/父ロージズインメイ)に注目しています。前走の1600万下特別・安達太良S(7月15日/福島・ダート1700m)は約4カ月ぶりの実戦でしたが、降級戦でもあり、きっちりと勝利しました。年明けには、地方交流重賞のGI川崎記念(2月1日/川崎・ダート2100m)で3着と好走。見せ場を作って、重賞でも十分に戦える実力があります。

また、このレースは先行勢が強いレースですが、今年はモンドクラッセ(牡6歳/父アグネスデジタル)、クリノスターオー、テイエムジンソク(牡5歳/父クロフネ)と、前でレースをしたい馬がそろっていて、かなり前がかりになりそう。12着に敗れたGIIIマーチS(3月26日/中山・ダート1800m)のような、前が止まらない馬場にならない限り、中団から抜け出すコスモカナディアンにとっては、展開面でも恵まれるのではないかと思っています」

日刊スポーツの木南友輔記者も小田記者同様、コスモカナディアンには注意を払っていた。そのうえで、先行勢にもう1頭、気になる馬がいるという。

「コスモカナディアンは、マーチSで人気(1番人気)を裏切りましたが、それはオープン特別の仁川S(2着。3月11日/阪神・ダート2000m)から中1週で臨んだことが大きく影響した印象があります。休養明けだった前走、着差はわずかでしたが、勝ち切ったことに意義があると思います。

あと、セオリーどおりに先行勢から狙うなら、3連勝中のテイエムジンソクなんでしょうが、他に速い馬が出てきて揉(も)まれたときの不安があります。そこで、ハナを取り切りそうなモンドクラッセを推したいです。積極的にレースを進めた昨年のGIチャンピオンズC(10着。中京・ダート1800m)は見応えがありました。

モンドクラッセは小回りも合っている馬。昨年は1番人気で3着に敗れましたけど、ローテーションも間隔を空けたほうがいいタイプで、今回は4カ月ぶりというのがプラスに働きそう。激走続きのテイエムジンソクに比べてフレッシュな分、逆転があってもおかしくありません」

ところで、木南記者も名前を挙げた、断然の人気になりそうなテイエムジンソクの状態はどうなのか。前々走の大沼S(6月24日/函館・ダート1700m)、前走のマリーンS(7月9日/函館・ダート1700m)は、中1週での「激走」だったが……。

「人気どころの中では、状態がよさそうに見えました。レースを2回使って、函館から札幌への輸送があったことを考慮せずとも、実際に出来は悪くないと思います」

テイエムジンソクの様子について、そう伝えてくれたのは、札幌で取材するスポーツ報知の石野静香記者。これといった不安はないようで、人気馬がさらに連勝を重ねていきそうなムードにある。が、石野記者は自らの狙い目として、別の「穴馬」の名前を挙げた。昨年の覇者リッカルドである。

「リッカルドは、昨年のこのレースを勝ってから6戦して勝ち星はありませんが、札幌での取材を通して、その状態が明らかに上向いていることを感じました。馬は先週、函館から札幌へ移動。付きっきりで調教をつけている黛弘人騎手も、『函館ではあまりトモ(の具合)がよくなかったのですが、札幌に来てだいぶよくなってきました。函館のときとはぜんぜん違いますね』と、かなりの良化ぶりを実感していました。

前走のマリーンSは7着に終わりましたけど、内容自体は悪くなく、一時期と比べると復調してきている印象を強く受けます。黛騎手自身、『馬が自信を取り戻せれば、さらに上のステージでももうひと花咲かせられるはず』と、その気合いは相当なものでした。一発への期待が膨らみます」

波乱ムードが深まりつつあるエルムS。はたして、北の大地で嵐を起こすような馬はいるのか。無論、その馬はこの中にいる可能性が大いにある。

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