bjリーグ優勝経験を持つ斉藤監督率いる盛岡南、古豪復活なるか!<ウインターカップ出場校紹介3>

bjリーグ優勝経験を持つ斉藤監督率いる盛岡南、古豪復活なるか!<ウインターカップ出場校紹介3>

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  • 更新日:2016/12/01
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夏のインターハイでは、福島南(福島)、山形南(山形)が4強入りを果たしたが、冬も東北勢が躍進を狙う。古豪復活のアピールを狙うのは、ダークホースの一角、盛岡南(岩手)だ。チームを率いるのは、2006年当時bjリーグに所属していた大阪エヴェッサでプレーし、優勝を経験している斉藤資監督。若き指揮官は「岩手県勢の最高記録であるベスト8が目標。その上も狙えるように準備したい」と目標を語った。ウインターカップの出場は、12年ぶり。元日本代表の川村卓也(横浜)を擁して8強入りを果たした2004年度以来だ。スポーツ推薦制度がなくなった影響で有望選手の入学が減り、久しく全国での活躍から遠のいてしまったが、推薦制度の復活と、斉藤監督が就任してから注力しているスキルの強化でメキメキと力をつけ、古豪復活の道のりを歩んでいる。

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PG澁田怜音

夏のインターハイでは、優勝した福岡第一(福岡)と初戦で激突して敗れたが、チームの司令塔で得点源でもあるPG澁田怜音が39得点を挙げる活躍を見せるなど健闘。地元の岩手県で行われた国体では、岩手県選抜で出場して4強入りを果たした。ここでも優勝した京都選抜に敗れており、全国トップクラスを相手に戦える自信を持った。澁田は「2度も優勝チームと対戦したので、どのチームが相手でもプレーや気持ちで負けることなく戦える。留学生選手をどうやって抑えるかが鍵。ボールが入ってしまうと厳しくなるので、彼らにボールが入る前にプレッシャーを与えたり、ボックスアウトでゴールから遠ざけたりすることで機能させないようにしたい」と2度の経験を踏まえて、強豪撃破の青写真を描いた。

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永田渉

チームの軸となるのは、澁田と195センチの長身を誇る永田渉だ。アウトサイドでもプレーできる柔軟性を持つ永田は「中学時代はインサイドのプレーしかできなかったけど、この学校に来てからは、アウトサイドのプレーにも少しは自信を持てるようになった。岩手県勢はあまり強くないと思われているかもしれないけど、岩手にもこんなに強いチームがあるんだなと思われるような試合をしたい」と意気込みを語った。

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練習風景

元々、盛岡南はガッツあふれる守備と走力のチームだったが、プロの世界を知る斉藤監督は、伝統を受け継ぎながらもスキルと状況判断の強化に注力している。シューターが勢い任せにタフショットを打つなどは、もってのほか。相手のマークをかわすスキルと判断を細かく教え込んでいる。2年生の高橋直也は「僕は、オフェンスは得意ではないので、ディフェンスでチームに勢いを付けたい。でも、斉藤先生が細かく教えてくれるので、攻撃面でも中学の時は全然入らなかったシュートは安定して来ているし、ドリブルからの1対1なども少しはできるようになってきた」と成長を感じ取っている。中学時代は全国的に名の知れた存在ではなかった澁田や永田が育った背景がうかがい知れる話だ。実際に、澁田は「スキルのレパートリーが増えたので、判断よく使えれば良いプレーができる」と自信を示した。ウインターカップは、初戦を勝てば優勝候補の東山(京都)との対戦。国体の借りを返すチャンスだ。伝統の守備と走力に、就任して4年目を迎える新たな指揮官直伝のスキルで、大物食いと古豪復活の狼煙となる8強入りを狙う。

<ウインターカップ出場校紹介 バックナンバー>
01.日本航空、4升のおにぎりパワーで飛躍狙う
02.ライバル校から来た指導者が率いる、大阪薫英女学院

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