脇役自認のプロフェッショナル/森保一氏はこんな人

脇役自認のプロフェッショナル/森保一氏はこんな人

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2017/10/13
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13年12月、連覇し喜び合う広島森保監督(左)と佐藤

日本サッカー協会が東京・JFAハウスで理事会を開き、2020年の東京五輪男子日本代表監督に、J1サンフレッチェ広島で3度のリーグ優勝を誇る森保一氏(49)の就任を承認した。初陣は12月にタイである国際大会の北朝鮮戦。来年1月のU-23(23歳以下)アジア選手権が初公式戦となる。

スポーツを通じた平和の祭典、五輪代表の監督を務めるのは森保の宿命だったのかもしれない。故郷長崎、プロの基礎を築いた広島はいずれも原爆を投下された街だ。94年広島アジア大会では聖火リレーの第1走者として平和の火を街に届けた。広島市に自宅のある今も平和記念公園に通う。記者は約25年の付き合いになるが、誰よりも「平和」を望む実直な男だった。

オフト、バクスター、ヤンセン、ペトロビッチという世界の名将からサッカーを学んできた。25歳で英会話教室に通ってまで意思疎通を図り、信頼関係を築いた。森保が困れば手を差し伸べてくれる人脈が世界にある。昨年、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演し、「私のような人間が表舞台に出たらダメですね」と苦笑いしていた。選手として体験したドーハの悲劇や、広島の監督としてつかんだ栄冠も、立ち位置はあくまで脇役。東京五輪もその脇役として期待したい。【横田和幸】

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