常識はずれの薄さと軽さを誇るゲーミングPC「ASUS ROG ZEPHYRUS GX501VS」の実力は?

常識はずれの薄さと軽さを誇るゲーミングPC「ASUS ROG ZEPHYRUS GX501VS」の実力は?

  • @DIME
  • 更新日:2017/11/12

■連載/一条真人の検証日記

ゲーミングPCにとって性能は命だ。そのため、高速なプロセッサとグラフィックチップを搭載するわけだが、これらの発熱はすさまじく、ゲームノートPCはその冷却、排熱のために大型で重くなってしまった。そのため、高性能なゲームノートPCを気軽に持ち運んでゲームをするという風にはいかなかった。

そんな常識が少し前まであったわけだが、それを改革したのがグラフィックチップメーカー (最近では人工知能チップメーカー)のNVIDIAだ。NVIDIAの提案する新しいゲーミングPCデザイン「Max-Q」は高性能なグラフィックチップを搭載したノートパソコンを普通のパソコン並みに薄く軽くすることを可能にする。

そんなMax-Qデザインを採用したノートパソコンがASUSから登場した。それが「ASUS ROG ZEPHYRUS GX501VS 」だ。このモデルは最薄部が16.9mm、最厚部で17.9mmという驚異的な薄さを持つ。これはもう、15.6インチディスプレイを搭載した普通のノートパソコンと比較しても薄いという驚異的なものだ。

そして、その重量は約2.2キロなので持ち運ぶこともそうストレスにならない。なにしろ、今までは15.6インチディスプレイ搭載のゲーミングノートパソコンの重量は3キロ以上が普通だったのだ。省スペースで置き場所にあまり困らないのがメリットという感じだったのだ。

それをいきなり、同サイズのディスプレイ搭載のノートパソコンと比較しても薄型軽量なものにしてしまったのだから凄い。

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独特の薄型ボディを持つ「ASUS ROG ZEPHYRUS GX501VS」。

■外観

GX501のボディは非常にスクエアで「線」を基調としたデザインになっている。ボディの基本色は黒で、キーボードは多彩な色でライトアップされる。このあたりはゲーミングPCの基本的な部分かも知れないが、このキーボードのライトアップはデフォルトでは比較的地味で、普通に仕事的に使っていても、目障りではなく、普通に作業することができる。このキーボードライトはカスタマイズできる。ちなみに天板はアルミニウム合金だという。このあたりは放熱を意識しているのだろう。

ディスプレイは15.6インチで解像度はフルHDとごく普通のスペックに感じるかも知れないが、ゲーミングPCらしく120Hz表示に対応し、動くものをスムーズに表現できる。

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アルミ製の美しい天板。

■キーボード

キーボードのタッチは柔らかく、ストロークがあるタイプで長時間タイプしていても疲れない。ゲームは当然として、仕事にも十分に使える感じだ。このキーボードが変わっているところは、マウスパッドがキーボードの下ではなく、右に配置されていることだ。

これはキーボードの上部にスペースを作るためだと思うが、それは放熱をするためなのだろう。このキーボード配置のおかげで多少負荷がかかるようなことをしてもファンの回転音は高まってもキーボード自体はあまり熱くならないのがいい。

前述のようにこのキーボードのバックライトはプリインされているAURAというプログラムで明るさや色を設定することができる。そのため、仕事をしているときは抑えて、ゲームのときは派手にライトアップすることができる。このキーボードライトのカスタマイズは3つ登録することができる。

また、カラーサイクルモードに設定するとバックライトの色が自動的に変わっていく。

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キーボードの上に空きスペースがある独特のデザイン。

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マウスパッドはキーボードの右に配置される。

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自由度が高いキーボードバックライト。

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バックライトの色はカスタマイズできる。

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3つのパターンを保存することができる。

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■拡張性

左サイドには、HDMIとUSBポート×2、そして、オーディオジャックを搭載している。そして、右サイドにはUSBポート×2とUSB-Cインターフェースを搭載している。USBは3.0に対応し、電源オフ時でもスマホなどを充電することができる。そして、最近のノートパソコンにありがちなのだが、SDカードスロットは搭載していない。

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豊富なインターフェース。

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■パフォーマンス

このPCはゲーミングPCのなかでもハイパフォーマンスなものであり、Corei7プロセッサとGeForce-GTX1070によって、ごく快適にゲームがプレイできる。ちなみにファイナルファンタジーXIVベンチマークでパフォーマンスを計測してみたところ、そのスコアは13588(1920×1080高品質ノートPCでの計測)になり、快適度は「非常に快適」となった。

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FFXIVベンチマークでの評価は「非常に快適」となった。

このPCはゲーミングノートとしてはトップレベルのものを持ちながら、2.2キロという極めて軽量なボディと普通のノートパソコンと比較しても薄いボディを持つなど、従来の常識をくつがえすものだ。そして、キーボードのクオリティも仕事に耐えるような快適性を持っている。キーボードバックライトも必要に応じて地味にできるので、その高速性から仕事を快適にこなすパソコンとしても注目したい。

ASUS ROG ZEPHYRUS GX501VS は持ち運べるゲームPCが欲しい人、仕事を効率的にしたい人におすすめだ。

■関連情報
「ASUS ROG ZEPHYRUS GX501VS」商品サイト
https://www.asus.com/jp/ROG-Republic-Of-Gamers/ROG-ZEPHYRUS-GX501/

文/一条真人

ITジャーナリスト。雑誌「ハッカー」編集長、「PCプラスONE」編集長などを経て現在にいたる。著書50冊以上で、近著は「Androidスーパーハイウェイ」(Kindle版)。IchijoMasahto。本名:OSAMU SAKATA。

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