大谷翔平、キャンプ初日から二刀流調整 130メートル弾披露も「もっとできる」

大谷翔平、キャンプ初日から二刀流調整 130メートル弾披露も「もっとできる」

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2018/02/17
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バッテリー組のキャンプ初日を終え、会見に臨む大谷(撮影・小林信行)

エンゼルスの大谷翔平選手(23)が14日(日本時間15日未明)、アリゾナ州テンピの球団施設でバッテリー組のキャンプ初日を迎えた。投手陣の練習後には捕手陣のフリー打撃に加わる二刀流調整を敢行。この日はブルペンには入らなかったが、フリー打撃ではセンター左へ推定130メートルの一撃を披露し、ソーシア監督ら首脳陣や捕手たちを沸かせた。

投手陣ではただ一人、バットケースを肩に掛け、クラブハウスを出た。自主トレを行っていた前日までとは違う赤い戦闘服。「身が引き締まるというのはある。新たな気持ちで頑張ろうと思った」。緊張感をもってフィールドに出た。

20分間のウオームアップ、ストレッチの後にキャッチボールを15分。2月のアリゾナでは決して珍しくない曇天。気温16度。乾燥してボールが滑るのか、右手に息を吹きかけたり、芝を触わったりする場面もあった。その後は投内連係で一塁のベースカバーに入る練習、バント処理の練習も行った。1時間のメニューを無難にこなした。そこで投手陣の練習は終了。他の投手はフィールドを離れたが、大谷だけは居残ってストレングス・コーチとのマンツーマン指導の下、外野ダッシュを繰り返した。

1月に日本を訪れたエプラーGMが日本ハムから収集した情報を基に作り上げた二刀流のためのメニュー。大谷はしなやかなフォームで20分間、走り込んだ後、捕手陣のフリー打撃に加わった。

前日までの自主トレでフリー打撃は行っているが、この日は5人一組で1人当たり5~8スイングを5巡する初めて経験するシステム。打撃投手を務めるコーチはマウンドの前から短い投球間隔で次々とボールを投げ込むメジャー式だ。

なかなか感覚をつかめず、最初の2巡目、15スイングは柵越えゼロだった大谷。しかし、3巡目、18スイング目で右中間フェンスを越える一発を放つと、20、21スイング目もフェンスオーバー。続く4巡目も6スイングのうち2本を柵越えさせた。

見せ場は最終5巡目。多くのメジャー球団が慣例としているホームラン競争で大谷は最初の3スイングこそ不発に終わったが、4スイング目にバックスクリーンの左へ推定130メートルの一撃を披露し、打撃ケージ周辺で見守る首脳陣や同僚を驚かせると、続くスイングも右中間へ柵越え。周囲から大きな歓声が上がった。

ここでソーシア監督から左方向への柵越え指令が下る。1スイング限定で打席に入った大谷が放った打球は左翼ポールに向かって大きな弧を描いたが、角度がつきすぎてフィールドにポトリ。今度は大きなため息が起こった。

3巡目以降の18スイングで7本の柵越え。見る者の目を楽しませた大谷だったが、練習後の会見では「バッティング練習のやり方とか、回り方も全然違いますし、きょう初めてやったスタイルでもあるので、それ(周囲)を気にする余裕は僕にはなかった」と感想。「慣れていけばもっともっといい練習ができるんじゃないかなと思います」と、まだ本来の力を出し切れていないことを明かした。

メジャーでの二刀流実現に向けての準備期間。球団からは「やりやすいようにやってほしいと言われています」と大谷。あすキャンプ2日目にはブルペンに入ることが決まっている。「まずは今までやってきたスタイルをここで発揮できるようにやりたいなと思います」。時間をかけて二刀流を完成させていく。

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