体調不良の原因は自律神経? だ液から分かるカラダの健康と改善のススメ

体調不良の原因は自律神経? だ液から分かるカラダの健康と改善のススメ

  • ダ・ヴィンチニュース
  • 更新日:2017/09/15
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『自律神経は1分で整う! 人生が変わるお口の健康と自律神経の話』(今野清志/自由国民社)

日々暮らしている中で、ここのところ調子が悪いと感じている人たちもいることだろう。例えば、仕事や家事をこなそうにも以前より集中力が続かない。誰かに言われたほんのささいな一言で落ち込んでしまうなど、そんな感覚が続いているのならばひょっとすると自律神経の不調を疑うべきかもしれない。

自律神経とは主に、人間の活動を司る交感神経系と安息を司る副交感神経系からなり、互いのバランスが崩れると慢性的な体調不良に陥る場合もあるという。そして、バランスが正常かを見極めるためには人間の「だ液」が鍵になると示すのが、書籍『自律神経は1分で整う! 人生が変わるお口の健康と自律神経の話』(今野清志/自由国民社)である。

本書には、日頃から体調不良に悩まされる人たちにとって、症状改善に役立つかもしれないヒントがたくさん詰まっている。

■口内環境のみならず全身のバロメーターにもなる「だ液」

よく噛んでモノを食べるのは大切。昔からよくいわれることだが、本書を読むとその言葉の理由がよく分かる。噛むことによって、だ液の分泌を促され、その効果により人間の消化を助けてくれる。そして、ここ数年よく耳にする「口内環境を整える」というのに役立つのもだ液で、口の中を洗浄してくれるなどのメリットもある。

また、だ液は人間の免疫を支える自然治癒力にも大きく関係している。近年、だ液で体内の「酸化度合い」を見極める研究がさかんだという。ストレスや添加物の摂取で増えすぎた活性酸素がどれくらいあるのかを、調べる手がかりになるというのだ。

そして、口の中を見れば「自律神経が整っているかどうか」も分かると本書は主張する。そもそもだ液の分泌には、副交感神経系が大きく関わっている。そのためだ液の分泌が少なくなると口の中が乾く、口内炎が発生するなどの症状が現れるのだという。だからこそ、だ液をたくさん分泌させて「自律神経を整えるように働きかける」のも必要な習慣になってくる。

さらに、だ液自体にも免疫力を高める作用があるという。例えば、だ液に含まれる抗菌・抗ウイルス物質である「リゾチーム」や「ラクトフェリン」などは、細菌やウイルスの感染を防ぐ働きをする。他にも、成長ホルモンの一種である「パロチン」により人間の代謝を助けてくれるなど、私たちのカラダにとって欠かせないものだという。

■食事や水分をしっかり摂るのが「だ液」を増やす生活のポイント

では、健康に欠かせないだ液を増やすにはどんな方法があるのか。食べたモノをよく噛むというのは初めに思いつく方法であるが、それ以外にもいくつかのポイントがある。

まず、本書がすすめるのは「朝食は必ず食べる」という習慣だ。人間の安息を司る副交感神経系は、胃腸の働きにより活性化される。食事の回数が少ないと、そのぶんだけ自律神経を刺激するチャンスを失ってしまう。例えば、フルーツやヨーグルトなどの簡単なものでもよいので、朝から何かを「口にする」ことはやはり大切となる。

また、もう一つ欠かせないのは「こまめに水分を摂る」ことだ。目安とされるのは、1日のうちに1.2リットル。ただ、お茶やコーヒーなどは体内に水分が吸収されにくく、カフェインの利尿作用により水分の排出も促されてしまう。そのためやはりいちばんふさわしいのは「水」だという。

■自律神経の改善につながる「呼吸法」やカラダの「ツボ」

乱れた自律神経を整えるために役立つ方法も、本書ではいくつか紹介されている。どれも日常のふとしたタイミングで気軽に試せるものばかりなので、ここで少し取り上げていこう。

まずは「リラックス呼吸法」だ。よくあるイメージの「深呼吸」に近いものであるが、ポイントになるのは、息を吸うのではなく「吐く」方をより強く意識すること。手順は、以下のとおりだ。

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吸う時間の2倍を目安に、ゆっくりと口から息を吐き出す
鼻から息を吸う

必要なだけ口から息を吐き、鼻から吸うという流れを繰り返す。1日に何度やってもよく、緊張が続くときや集中したいときにも役立つという。また、自律神経を整えるのに全身の「ツボ」もひと役買う。例えば、手の中指から骨を下にたどった先、くぼんだ部分の薬指側にある「労宮」はその一つだ。

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右手でも左手でもどちらでもよく、反対の手の親指で指先側へと押し上げるようにするのがコツ。ほんの数秒間だけでも、気づいたときに刺激すれば自律神経の改善につながるそうだ。

近ごろはすっかり秋めいてきて、涼しく感じる日も増えてきた。季節の変わり目は体調を崩しやすいともよく聞くが、もし今、気分や体調がすぐれないと思っているなら、本書を頼りにするのも改善するための一つの選択肢となりうる。

文=青山悠

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