AppBank、今期も最終赤字を予想 3期連続

AppBank、今期も最終赤字を予想 3期連続

  • ITmedia ビジネスオンライン
  • 更新日:2018/02/14
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AppBankが2月14日に発表した2017年12月期(17年1〜12月)の連結決算は、純損益が4億5900万円の赤字と、2期連続の赤字決算だった。18年12月期も最終赤字は解消できない見通しで、15年に東証マザーズに上場して話題を呼んだ新興企業が厳しい局面を迎えている。

売上高は18億2900万円と前期から21.6%減り、営業損益は2億6900万円の赤字と、前期(1億700万円の赤字)から悪化。営業キャッシュフローも前期に続きマイナスだった。メディア事業とストア事業の2つの柱が落ち込んだ上、投資有価証券評価損等による特別損失1億円も発生し、最終赤字が拡大した。

ゲームの攻略メディアやYouTubeなどの動画配信は、純広告収入は微増となったが、広告プラットフォーム事業とYouTube売り上げが伸び悩んだ。AppBank創業者のマックスむらい氏が展開するYouTubeの「マックスむらい」チャンネルなどは回復傾向にあるという。

スマートフォンアクセサリーなどのグッズを販売するストア事業は、市場が飽和し、他社との競争が激化したことで苦戦。不採算店舗の閉鎖や、「iPhone 8」や「iPhone X」の発売による需要があったものの、第3四半期までの損失を回復できなかった。

18年12月期は「市場環境に大きな変化はなく、インターネット広告市場の拡大やスマートフォンが日常生活に浸透していく中で、先行者利益の維持は困難となり、競争は激化する」とし、売上高こそ18億円と横ばいを見込むが、営業損益は1億3700万円の赤字、純損益も1億4000万円の赤字を見込む。

2期連続の最終赤字などから「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在している」が、(1)8億6400万円の現金及び現金同等物があり、当面の事業資金を確保している、(2)事業収益の改善、構造改革の着実な実行、固定費の削減などの対応策を講じる――ため、「継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断している」という。

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