新型肺炎、国内の自動車生産にも“感染”、日産九州工場など一時停止へ[新聞ウォッチ]

新型肺炎、国内の自動車生産にも“感染”、日産九州工場など一時停止へ[新聞ウォッチ]

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  • 更新日:2020/02/12
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日産自動車九州(資料画像)

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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大する中、死者が1000人を超えた湖北省武漢などの中国本土ばかりではなく、国内の自動車産業にも影響が出始めた。日産自動車は福岡県苅田町にある子会社の日産自動車九州の工場の稼働を一時停止するという。新型肺炎の影響で日本の自動車メーカーが国内工場の稼働を停止するのは初めてとみられる。

2月11日の朝日が1面トップ記事で大きく報じたほか、読売や日経などの各紙も取り上げた。それによると、記事では「中国からの部品供給が滞っているため」としいており、日産自動車九州の工場では、土日を挟む14日と17日に生産ラインを一時停止する方針。九州工場では、ミニバン『セレナ』や主に北米向けのSUV(スポーツ用多目的車)『ローグ』などを生産。減産の規模は調整中で、18日以降は通常稼働する見通しだという。

さらに、きょうの読売には、日産車体が、神奈川県と福岡県の完成車工場で15日などの土曜日に予定していた生産を一時停止するとも伝えている。日産子会社では2例目の停止という。日産車体ではミニバン『エルグランド』や輸出向けのSUVなどを生産している。

また、きょうの日経には「車部品輸入の3割中国製、エンジン周辺の中核部品も」とのタイトルで「日本では車部品の中国からの輸入が、輸入全体の3割超を占め存在感を示している。エンジン周辺の基幹部品などを輸入する企業もあり、部品各社は対応に追われている」と取り上げている。

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新型肺炎による自動車産業への影響は生産現場ばかりではない。少し気が早いが今年は4月には北京市で「北京国際モーターショー」(北京モーターショー2020)が予定されている。世界保健機関(WHO)によると、特効薬とされるワクチン開発には18か月も要するとの情報もあり、このまま長期化すれば開催も危ぶまれる。感染症のSARSが流行した2003年当時、中国で開催されたモーターショーでは、マスク姿のコンパニオンが登場した展示コーナーもあったほどで、2か月先とはいえ、関係者にとっては気をもむことだろう。

2020年2月12日付

●新型肺炎、帰国の2人感染確認、チャーター機、1人は自宅に(読売・1面)

●日産系工場一時停止へ、神奈川と福岡(読売・2面)

●ホンダ、再開は来週以降(朝日・3面)

●中国の吉利汽車、ボルボと合併へ(朝日・4面)

●強引右折事故後も次々、運転マナー重い課題、大津・園児死傷から9か月(毎日・22面)

●自動運転車に新審査、「レベル3」対応、公道でも安全検証(産経・2面)

●地方13空港、中国便当面ゼロに(東京・3面)

●先端10分野出願、中国、特許9分野で首位(日経・1面)

●車部品輸入の3割中国製、エンジン周辺の中核部品も、新型肺炎、供給に影響(日経・9面)

●ダイムラー、純利益67%減、前期、排ガス疑惑関連費用響く(日経・9面)

●米映画界の有力代理人、ゴーン元会長が契約か、米報道(日経・26面)

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