羊文学、バンドの勢いを感じさせた「まばたき」ツアー最終公演

羊文学、バンドの勢いを感じさせた「まばたき」ツアー最終公演

  • 音楽ナタリー
  • 更新日:2019/08/13

羊文学が、8月7日に東京・渋谷CLUB QUATTROで東名阪ツアー「まばたき」の最終公演を開催した。

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「まばたき」最終公演の様子。(撮影:川島悠輝)

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7月発売の最新CD「きらめき」を携え行われた今回のツアーは、3公演すべてのチケットがソールドアウト。バンドの勢いを感じさせる中での開催となった最終公演では、3人の圧倒的なパフォーマンスと、映像や照明を効果的に使用した演出が、会場に詰めかけた多くのファンを魅了した。

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塩塚モエカ(Vo, G)、ゆりか(B)、フクダヒロア(Dr)の深々としたお辞儀で幕を開けた本公演。薄暗い照明の下で音を重ね始めた3人は、1曲目に「きらめき」のオープニングナンバー「あたらしいわたし」をセレクトし、そのまま「天国」「絵日記」「ロマンス」とバンドのポップサイドとも言える楽曲を並べてじわじわとフロアの熱気を高めていく。「ドラマ」「うねり」では息の合ったアンサンブルでオーディエンスを惹き付け、羊文学ならではの繊細かつメランコリックな世界へと導いた。しかしMCでは一転、塩塚の「こんな暑い日にお祭りではなく、こんな地下に集まってくれてありがとうございます」という挨拶に観客から「(ここは)4階だよ」とツッコミが入るなど、和やかなやり取りが展開された。

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ライブ中盤、塩塚の「新しい曲を聴いてください」という前置きに続いて演奏されたのは、ポエトリーリーディングが印象的な新曲「人間だった」。さらに3人は約8分におよぶミディアムチューン「若者たち」や、ミドルテンポの「ハイウェイ」など雰囲気の異なる楽曲を繰り出していく。「ソーダ水」ではステージ上に設置された白幕に楽曲の世界観に合わせた映像が投影され、場内は神秘的なムードに包まれた。その余韻の残る中、3人は2018年発表のアルバム「若者たちへ」から「コーリング」「涙の行方」「天気予報」を続けて披露。最後は「きらめき」のラストナンバー「優しさについて」を情感たっぷりに歌い、羊文学はステージを去った。

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アンコールを受けて再び登場した3人は、ゆりかのたどたどしいツアーグッズの紹介を挟みつつ、年内に新作音源をリリースすることや、2020年1月にワンマンツアーを開催することを発表。東京公演の会場がバンドにとって最大キャパとなる東京・LIQUIDROOMであることがアナウンスされると、オーディエンスからは大きな歓声が湧き起こった。ヘイゼル・イングリッシュ「Fix」のカバー、ミディアムチューン「Step」、新曲「祈り」の3曲が披露されるもなお拍手は鳴り止まず、メンバーは三たびステージへ。ツアーに携わったスタッフや会場に集まった観客に感謝の気持ちを伝えると、「私たちの大切な曲を。CDにはなっていなのですが、最後にやりたい曲をやります」とさらにもう1曲、未発表のナンバー「生活」を届けた。

羊文学「まばたき」2019年8月7日 渋谷CLUB QUATTRO セットリスト

01. あたらしいわたし
02. 天国
03. 絵日記
04. ロマンス
05. ドラマ
06. うねり
07. 夏のよう
08. 踊らない
09. 人間だった
10. 若者たち
11. ハイウェイ
12. ミルク
13. ソーダ水
14. コーリング
15. 涙の行方
16. 天気予報
17. 優しさについて
<アンコール>
18. Fix(オリジナル:ヘイゼル・イングリッシュ)
19. Step
20. 祈り
<ダブルアンコール>
21. 生活

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