阪神・金本監督、福留キャプテン“口説き文句”は鳥谷を「身軽にしてやって」

阪神・金本監督、福留キャプテン“口説き文句”は鳥谷を「身軽にしてやって」

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  • 更新日:2016/12/01

来季のチームキャプテンに就任する阪神・福留孝介外野手(39)へ、金本知憲監督(48)が30日、熱い期待の言葉を口にした。“口説き文句”は「(鳥谷を)身軽にしてやってくれ」-。5年間キャプテンを務めた鳥谷敬内野手(35)は今季不振に苦しんだ。鳥谷の負担を軽くし、チームをまとめられる唯一無二な存在として、来年40歳となる最年長に、重責を託した。

「挑む」2017年。キャプテンは、この男しかいない。プレーでも、言葉でも、チームを引っ張れる存在。数々の修羅場を乗り越えてきた福留に、金本監督が「C」マークを託した。

「やっぱり最年長で、実績もある孝介に頼むのが一番、いいのかなと。両者(福留と鳥谷)納得のもと。ちゃんと、お話しをして」

指揮官が説明した。生え抜き選手以外がキャプテンに就任するのは、球団史上初。しかも来季40歳。それでも託した。

「(福留に)やってくれないか、と。ちょっとトリ(鳥谷)の肩の荷をね。ああいう成績やったし、チームのことよりも自分のことに専念したいだろうし。身軽にしてやって。その分、孝介にちょっと…。背負うと言ったらオーバーかも知れんけど。やってくれんか、と。まあ快く引き受けてくれたよ」

5年間、野手やチームキャプテンを務めた鳥谷は今季、開幕から投打に精彩を欠き、7月24日の広島戦(マツダ)では連続フルイニング出場が667試合でストップ。遊撃の座を失った。金本監督としては、ゼロから再スタートを図る男の負担を何とか軽くさせたい。同時に、新主将には優勝を期す来季を強くけん引して欲しい。そんな重責を背負えるとすれば…答えは、福留だった。

高い求心力。実績、経験も豊富で、若手には積極的に助言を送り、時には厳しい言葉も投げかけてきた。今年8月30日の中日戦(ナゴヤD)では、ベースカバーをおろそかにし、1回7失点KOされた先発の藤浪を呼び、ベンチ内で「投げること以外にも、やるべきことをしっかりやれ!!」と叱責した。6月26日の広島戦(マツダ)では九回に俊介と衝突し、サヨナラ適時失策を犯した中谷には「誰でもミスはある。このミスで今後のプレーが小さくなることだけは絶対によくない」とすぐさまフォローした。

そんな姿を見てきた指揮官だからこそ、全幅の信頼を置く。若手の「教育係」はもちろん、「負けているときこそ元気を出そうとか。勝っているときはもう、さらに勢いに乗ってとか。そういうのをいろいろ。孝介も経験があるんだから」とムード作りも期待した。

「頼りにしてまっせ、っていうことよ」

12年ぶりのリーグ優勝へ。40歳の新キャプテンが、虎を「猛虎」に変える。 (西垣戸理大)

★今季の鳥谷

「6番・遊撃」で開幕スタメンも、6月には自己ワーストの28打席連続無安打を記録。守備でもミスが目立ち、7月24日の広島戦(マツダ)でついに5年ぶりのスタメン落ち。連続フルイニング出場は667試合で止まった。遊撃には北條が台頭し、9月3日のDeNA戦(甲子園)では1年目(2004年)以来となる三塁でのスタメン出場。以降は三塁での出場が続いた。連続試合出場(1752)は継続も、打率・236、7本塁打、36打点に終わった。

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試合中、鳥谷(左)と話す福留。来季は“外様”初の虎のキャプテンに就任する

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