死刑執行! オウム真理教元教団幹部からの「1000通の手紙」「死のイラスト」を独占公開

死刑執行! オウム真理教元教団幹部からの「1000通の手紙」「死のイラスト」を独占公開

  • 日刊大衆
  • 更新日:2018/07/13
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7月6日、オウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(63)ら、計7人の教団元幹部の死刑が執行された。

松本死刑囚らは、1995年3月20日の地下鉄サリン事件など13の事件を起こし、27人と死亡させたとして刑が確定。オウム真理教関連の事件をめぐっては13人の死刑が確定しているが、執行は今回が始めて。

7月2日発売の週刊大衆7月16日号では、今回死刑が執行された早川紀代秀死刑囚(68)と新実智光死刑囚(54)、林泰男死刑囚(60)他、死刑執行を待つ元教団幹部らと長期にわたり面会。今までに、1000通以上の手紙のやり取りをしてきた心理カウンセラーの丸山友香氏に取材。元教団幹部たちから送られてきた「1000通の手紙」、さらに「死のイラスト」を独占公開している。

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早川死刑囚が手紙の余白に描いたイラスト

【死刑もこれまでの慣例を無視して、確定から執行までずいぶん短くなりました……となると、死刑は確定後6カ月以内の執行ということになります。アチャー(苦笑)再審申請がんばります。(涙!)】

死刑執行が現実に迫った心境を“苦笑”や“涙”を交えて綴った一通の手紙。送り主は早川紀代秀。かつてオウム真理教の“裏のトップ”と呼ばれ、坂本堤弁護士一家殺人事件などに関与したとして2009年7月に死刑が確定した人物だ。

冒頭で紹介した手紙だが、「この手紙は死刑確定前の08年6月24日付で早川さんから届いたものです。この当時の彼は、なるべく再審申請を出して、延命しているように思いました。ただ“何が何でも生きたい”といった感じでもなく、どこか冷めていて、自分の生死に関してはどうでもいい、と手放しているような印象も受けました……」

こう語るのは、一般の女性などの他、様々な事件の犯罪者、死刑囚とも面談をしている心理カウンセラーの丸山友香氏だ。

オウム死刑囚から届いた「1000通の手紙」

丸山氏は、地下鉄サリン事件が発生した1995年からオウム真理教にも、犯罪心理学的な関心を持ち、現在、死刑が確定し、死刑執行を待つ早川紀代秀(68)、林泰男(60)、新実智光(54)他、教団幹部らと長期にわたり面会。今までに、1000通以上の手紙のやり取りをしてきた。

「オウムの行った数々の事件は断じて許されるものではありません。ただ、なぜ信者たちはあのようなひどい事件や行動に走ったのか。彼らの声を聞くことで、同様の事件が二度と起こらないよう、再発防止をしたいと、接触を始めたのです」(丸山氏=以下同)

むろん、“凄惨な事件”であったことは、オウム死刑囚たちも理解しており、「彼らの手紙の中には、自分たちが犯した、取り返しがつかない罪への反省の念や、麻原を信じたことへの無念と後悔、自分の愚かさ、そして被害者や遺族への謝罪の気持ちが、たびたび書かれていました」

今回、本誌は丸山氏に120分に及ぶインタビューを敢行。さらに、彼女の元にオウム死刑囚から届いた「1000通の手紙」と「死のイラスト」を独占公開する。

まず、編集部が注目したのは、オウム死刑囚たちの犯罪心理を読み解くうえでの“セックス観”。松本サリン事件や地下鉄サリン事件の実行犯だった林泰男死刑囚に、丸山氏は、事件と人間性を探るために送った手紙のやり取りの中で、昔の女性Xさんとの性生活を聞いている。まだ、林死刑囚が入信前の若い頃の話だ。

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これは林死刑囚が書いたもの

「私は、林さんから、手紙や会話の中で、“私も相手も性欲が強いから、酒でも入れば妊娠のことなど頭から吹っ飛んでしまって、最後まで一気にいってしまったこともあったでしょう”というようなことを聞きましたよ」

さらに続けて、丸山氏が“命と性”についての考えが知りたくて話を聞くと、「林さんは、若い頃、エネルギッシュなごく普通の一般の若い男性と同じだったようで“すること(セックス)していても、子どもはできてほしくないと思いながらしていた”というようなことを言ったのではないでしょうか……」と振り返る。

オウム信者の“性”

こうしたオウム信者の“性”に関して、「オウム真理教は“セックス教団”とも言われた通り、教祖の麻原彰晃死刑囚が若い女性信者を次々と愛人にして、その数は一説には15〜20人ほどいたそうです。女性たちも、麻原と触れ合えることで“尊師のパワー”を得られると考えていたようです。上祐史浩が交際していた女性信者を、麻原が寝取ったという話も聞いたことがあります」

その一方、男性信者は禁欲を強いられていたという。「麻原は男性信者を去勢していたそうです。男性信者に女は“穢れ”であると教えていたんですね。女と触れ合わないほうが悟りも開ける、と……。実際、オウム信者の中には自分は“童貞”だと話している人間もいますし、新実さんもそういう経験はなあまりかったようです」

オウム真理教が強制捜査される前、丸山氏は一度、サティアン(オウム真理教の宗教施設の名称)を訪れたことがある。

「男子中学生が大勢いる場所のような、独特の“ホルモン臭さ”がありました。麻原は男性信者の“性的欲望”を抑圧させることで、男性の暴力性を増幅させていたのかもしれません」と、彼女は心理学の側面から推測する。麻原オウム教団の事件は、まさに、人間の抑圧された欲望が暴走した結果かもしれない。そこまでの話ではなくとも、男性と女性の関係は、“人間の根源”が見えるもの。一方、早川死刑囚は丸山氏が面会に来るたび、長年にわたり、礼状を送って来たという。

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早川死刑囚が描いたイラスト

【(面会に来てもらって)今回もまた、あざやかで、きれいで……お会いしただけでたいへん得をしたような(笑)。わざわざ遠い所、ありがとうございました。】(2009年3月2日付)などと、たびたび早川は彼女の容姿を褒めている。

現在発売中の週刊大衆7月16日号では、この他、林死刑囚が行なっていた麻原死刑囚への分析が書かれた書簡、早川死刑囚の死を意識したイラストなどを独占公開している。

あわせて読む:自衛隊が対峙した「地下鉄サリン事件」知られざる秘話

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