マルジェラからブシュロンまで。モードラバーがみるべき、眼福展覧会

マルジェラからブシュロンまで。モードラバーがみるべき、眼福展覧会

  • SPUR
  • 更新日:2018/01/13
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あけましておめでとうございます。今年もミナコラムで、インターナショナルな最新情報をお見逃しなく!2018年初回は、パリで今年前半見るべきモードな展覧会をまとめてみました。

1.黒猫がブシュロンのジュエリーをガイド
既にスタートしていてるのはハイジュエラー、ブシュロンの創業160周年を記念する「ヴァンドラマ」。緑に溢れ、かつコンテンポラリーな演出は、最新テクノロージを駆使した“拡張現実”のおまけ付き。あらかじめダウンロードしたVendôramaのアプリを開き、各ブースにてスマホでコードを読み取ると、メゾンのマスコットである黒猫が展覧会をガイドしてくれる、という設定です。「Vendôrama」展は 1/12〜1/28、Monnaie de Parisにて。4 ter, rue Guénégaud 75006 Paris

2.服の彫刻家、アズディン・アライアの軌跡
来たるオートクチュール週間にオープンするのは、“服の彫刻家”と呼ばれて独自のスタンスを保ちつつ、11月に急逝したアズディン・アライアのミニ回顧展 “私はクチュリエ”。彼自身の作品や、彼のアート・コレクションの数々を管理、編集、公開することを目的とした「アライア財団」オープンに先駆けてのイベントは、アイコニックな35点のアライア作品で。「Azzedine Alaïa “Je suis couturier”」展は 1/22〜6/10、 Azzedine Alaïaにて。 8, rue de la Verrerie 75004 Paris

3.マルジェラの革新性に再び驚く
さて、ガリエラ衣装美術館の改装オープンを記念するのは、'09年に自身の名を冠したメゾンをあとにしてモード界を離れたマルタン・マルジェラ初の回顧展。「アーチザナル」や「レプリカ」ラインを含め、本展では100体あまりのルック、ショーのビデオ、アーカイブズ、インスタレーションで多角的に、モードと言う枠を超えたマルジェラの革新性を物語っています。「Margiela / Galliera 1989-2009」展は 3/3 〜7/15、 Palais Galliera, Musée de la Mode de la Ville de Parisにて。 10, Avenue Pierre 1er de Serbie 750016 Paris

4.エルメス時代のマルジェラ
これに続いてパリ装飾美術館では、“エルメス時代のマルジエラ”展が。昨年春にアントワープのMOMUで開催されて話題となり、本誌’17年7月号でもフィーチャーされた展覧会です。「Margiela: The Hermès Years」展は 3/22 〜9/2、 Musée des Arts Décoratifsにて。 107, rue de Rivoli 75001

5.アーティストによるジュエリーって?
そして同美術館のモード部門と反対側のスペースでは“カルダーからクーンズまで”を副題に、アーティストによるジュエリーが大集合。アート・コレクター、ダイアン・ヴェネットのコレクションに著名美術館からの貸し出しも加えた230点あまりから成る本展では、フランク・ステラ、ルイーズ・ブルジョワなど近代〜現代の作品が、身近なサイズで楽しめます。
「De Calder à Koons, Bijoux d'Artistes」展は 3/7 〜7/8、 にて。 107, rue de Rivoli 75001

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「Vendôrama」展よりブシュロンのハイジュエリー、2017年の「冬の皇帝」コレクションからのリングとデザイン画、そしてアトリエで製作に使用されたツール。

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「Je suis Couturier」展より、アズディン・アライア(1990年)。撮影はスノウドン卿。

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アズディン・アライア最後のコレクションとなってしまったランウェイは、昨年7月に発表された。トップとラストを飾ったのは、長年彼をパパと呼んで慕っていたナオミ・キャンベル(右)。

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「Margiela / Galliera 1989-2009」展より。左:47展の磁器と陶器の破片にメタルをあしらったベスト(’89-‘90年秋冬) © Julien Vidal / Galliera / Roger-Viollet  右:ウィッグのベスト(’08-‘09年“アーチザナル”コレクション、’09年春夏プレタポルテ) © Stéphane Piera / Galliera / Roger-Viollet

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「Margiela / Galliera 1989-2009」展より。左:リボンで仕立てた指輪(’89-‘90年秋冬)  右・:グラフィティを描いたレザーとコットンのタビブーツ(‘91年) 共に© Françoise Cochennec / Galliera / Roger-Viollet

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「Margiela, The Hermes years」展示作品より。スカーフ、ニット、パンツ、ブーツを合わせ、3つの着方で見せたコットン・ギャバジンのトレンチ。(‘03年春夏) Photo: Stany Dederen

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「Margiela, The Hermes years」展示作品より。‘Le porte vêtement’と呼ばれる、服の持ち運び用レザー・ストラップ。左のジャケット(Photo:Monica Ho)をここにくるんで見せたランウェイ(Photo:Marina Faust)は ‘00年春夏。

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「Bijoux d'Artistes」展より。パブロ・ピカソによるゴールドのペンダント Le Grand Faune(‘73 年) François Hugoによる複製20点のうち3/20 (Collection Diane Venet) © Sherry Griffin, Brooklyn

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「Bijoux d'Artistes」展より。左:ニキ・ド・サンファルによるエナメルのブローチNana(‘73年) Gem Montebello による複製(Collection Marina Karella )© Sherry Griffin, Brooklyn  右:サルヴァドール・ダリによる時計と櫛が一体となった、ゴールドとエナメルのスプーン・ブローチ(‘57年) Collection Diane Venet © Philippe Servent, Paris

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