20~30代の5人に1人がマッチングアプリを利用

20~30代の5人に1人がマッチングアプリを利用

  • @DIME
  • 更新日:2018/09/15
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男女の出会いをサポートする便利なツール・マッチングアプリ。手軽に異性と出会える手段として爆発的な普及を見せている一方、好意的でない人も根強くいる同サービスだが、実際のところ、世の未婚男性・女性は「マッチングアプリ」についてどのような考えを持っているのだろうか?

今回、立教大学経営学部の春学期科目「eビジネス&マーケティング」(担当:大嶋淳俊先生)を受講した学生と総合マーケティング支援を行なう会社・ネオマーケティングが正社員男女1000人を対象に実施したアンケート調査の結果が届いたので、早速、紹介していきたい。

2人1人が「恋人がほしい」

Q1. あなたは、現在恋人がほしいと思いますか。あなたのお気持ちに近いものをお答えください。(単数回答)【n=2965】

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まず現在恋人がいないと回答した2965名に対して、恋人がほしいと思うかを聞いたアンケートにおいて、「恋人がほしい」「やや恋人がほしい」と回答した人は51.0%となった。性別年代問わず恋人がほしいと思っている人の割合が半数程であることからも、20代30代の恋人がいない人の約2人に1人は恋人がほしいと思っているようだ。

【学生コメント】

多く感じるか少なく感じるかは人それぞれだと思いますが、現在恋人がいない20代30代の中では、48.9%の人が「あまり恋人がほしいとは思わない」「恋人がほしいとは思わない」と思っているようです。「若者の恋愛離れ」などの言葉を頻繁に耳にした時期もありましたが、恋人がほしいと思わないと言える人が一定数いることは良いことだと感じます。

Q2. 「マッチングアプリ」というものについて、あてはまるものをお答えください。(単数回答)【n=1292】

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現在恋人がほしいと思っていると回答した人に、マッチングアプリの認知・利用状況について聞いたアンケートでは、「利用している・利用したことがある」は21.5%、「知っているが利用したことはない」は34.1%となっている。性年代別で見ると、マッチングアプリの認知率は20代男性で59.8%、20代女性に至っては68.8%となった。また30代に比べると20代の方が、マッチングアプリの認知率・利用率共に高いという結果に。

【学生コメント】

現在、女性無料・男性有料の料金システムを採っているアプリが多いため、利用率の男女差があまりないというのは、予想通りの結果でした。認知度の違いは、広告・プロモーションの量を反映していると捉えると、若い女性の利用者を増やしたい、という企業の意図を読み取ることができます。また、恋人がほしいと回答した人の中でも「全く知らない」という人が1割以上いることから、今後の動向次第でさらに普及が進む余地があるといえます。

Q3. あなたが知っているマッチングアプリを教えてください。(複数回答)【n=664】

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マッチングアプリを認知している人に、知っているマッチングアプリを具体的に聞いたアンケートでは、「ペアーズ」が54.5%と最も多く、「ゼクシィ縁結び」53.2%、「Omiai」36.9%と続く。性年代別で見ると、20代男性の「タップル誕生-tapple」と30代男性の「Yahoo!パートナー」の認知率が他と比べて高く、20代女性の「Yahoo!パートナー」と30代女性の「タップル誕生‐tapple」の認知率は低いようだ。

【学生コメント】

マッチングアプリの認知度は性別や年代によって異なっているものの、「ゼクシィ縁結び」に関しては、アプリの利用者と非利用者間で認知度にあまり差がないことが驚きでした。一方、「Yahoo!パートナー」と「with」では、20代と30代で逆の結果を示していることなどから、これらのアプリは明確にターゲットとしている層があることがわかります。

利用しているマッチングアプリ、「ペアーズ」が一番人気

Q4. あなたが利用しているマッチングアプリを教えてください。(複数回答)【n=248】

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次に実施された利用しているマッチングアプリについて聞いたアンケートでは「ペアーズ」が39.5%と最も利用率が高く、「タップル誕生‐tapple」(20.2%)、「Omiai」(16.9%)と続く。前問で認知しているマッチングアプリで2位だった「ゼクシィ縁結び」は14.1%で4位、4位だった「Yahoo!パートナー」は10.5%で5位となっており、認知と利用ではTOP5の中で順位が入れ替わる結果となった。

【学生コメント】

前問の認知度で1位だった「ペアーズ」が、全体での利用率においても2位に倍近くの差をつけて1位になっており、マッチングアプリ市場のリーダーと言えるでしょう。今後はそれぞれのアプリが市場シェアを獲得するためにどのような戦略を採るのかに注目していきたいです。認知と利用で上位5位の順位が入れ替わっていることは、Q5、Q6の結果を見る上でも興味深いです。また、男女間で利用率の差が大きいアプリは、サービスの特性上工夫が必要になるかと思います。

Q5. マッチングアプリを知った理由を以下のなかから教えてください。(複数回答)【n=557】

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また、認知率上位5位までのマッチングアプリに絞って、それぞれの認知経路を聞いたアンケートでは、いずれのアプリも「Webサイト」「SNSの広告・プロモーション」が多くの回答を集めていたが、ゼクシィ縁結びとYahoo!パートナーは「Webサイト」経由で知る人が多い一方、ペアーズ、Omiai、タップル誕生‐tappleは「SNS広告・プロモーション」経由で知る人が多いことが判明。

【学生コメント】

認知経路として割合の高いものを見ると、婚活目的のアプリは「Webサイト」、恋愛目的のアプリは「SNSの広告・プロモーション」が多いと言えるでしょう。また、友人・知人からの紹介が認知と利用での順位の差に繋がっているのではないかと考えました。@コスメのような、マッチングアプリの口コミまとめ比較サイトがあっても面白いと思います。

Q6. マッチングアプリを利用している理由を以下のなかから教えてください。(複数回答)【n=192】

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利用率上位5位までのマッチングアプリに絞って、それぞれの利用理由を聞いたアンケートにおいて、Omiaiは「気軽に・好きなときにできる/やめられるから」が31.0%と最も多い回答になった一方、それ以外のアプリは「相手も恋人を見つける目的で利用しているから」が最も多い利用理由となった。

【学生コメント】

全体として「相手も恋人を見つける目的で利用しているから」、「現実より多くの人と出会えるから」が多いものの、利用する目的によって選ぶアプリが異なることが推定でき、真剣に相手を探している人と、気軽さを求める人に二分化しているのではないかと考えました。Q4の結果と合わせると、20代女性の利用者が多い「タップル誕生‐tapple」では、寂しさや孤独を埋めるため、趣味が合う人を見つけるためなどの割合が比較的高いことがわかりました。

約7割の人が「マッチングアプリに心理的な抵抗感を感じている」

Q7. 心理面からみて、あなたはマッチングアプリを利用していること/利用することに抵抗感はありますか。(単数回答)【n=664】

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マッチングアプリの利用について心理面での抵抗感があるか聞いたアンケートでは、「とても抵抗がある」「やや抵抗がある」と回答した人が69.3%となり、約7割が心理的な抵抗感を感じていることがわかりました。また性年代別で見ると、女性の方が男性に比べて抵抗感を感じると回答した人が多く、女性の20代30代ともに75%を超える人が心理面での抵抗感を感じると回答している。

【学生コメント】

男性よりも女性、アプリの利用者よりも非利用者のほうが抵抗を感じている、というのは想像通りの結果となりました。また、アプリ利用者においても過半数の人が少なからず抵抗感を持っていることに着目すると、マッチングアプリに対する負の社会的イメージが存在していることが推定されます。しかし同時に、アプリ利用者の満足度を上げることができる可能性があるとも言えます。

Q8. 安全面からみて、あなたはマッチングアプリを利用していること/利用することに抵抗感はありますか。(複数回答)【n=664】

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続いてマッチングアプリの利用について安全面での抵抗感があるかを聞いたアンケートでは、「とても抵抗がある」「やや抵抗感がある」と回答した人が78.8%となり、多くの人が抵抗感を感じることがわかった。性年代別で見ると、女性の20代30代ともに8割を超える多くの人が安全面を考慮した時に抵抗感を感じると回答している。

【学生コメント】

20代男性は抵抗を感じている人が最も少なかった一方、20代女性では、89.5%の人が「とても抵抗がある」「やや抵抗感がある」と回答しており、若い世代での安全面に対する意識の差は顕著です。スマートフォンを通じたSNSでのやりとりは当たり前になっているものの、マッチングアプリでは知り合った相手と直接会う場合があるため、安全面での抵抗感に繋がっていると考えます。

Q9. マッチングアプリを利用している同姓についての印象を教えてください。(複数回答)【n=664】

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マッチングアプリを利用している同姓の人についての印象を聞いたアンケートでは、「現実社会と印象は特に変わらない」が25.9%と最も多く、「理想が高そう」が20.8%、「行動力がありそう」17.5%と続く。男性は同姓に対して、女性よりも「現実社会と印象は変わらない」という印象を持っている傾向にあり、女性は同姓に対して、男性よりも「理想が高そう」「行動力がありそう」という印象を持っていることがわかった。

【学生コメント】

全体としてだけでなく、アプリ非利用者においても「現実社会と印象は特に変わらない」が最も高い結果となりました。一方で、女性は「理想が高そう」「行動力がありそう」など、マッチングアプリを利用している人に対して特別な印象を持っている人も多く、男性の上位に入っている「恋愛に慣れていなさそう」「奥手そう」等と比較すると、男女間で持つイメージに大きく差があることがわかりました。

Q10. マッチングアプリを利用している異性についての印象を教えてください。(複数回答)【n=664】

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マッチングアプリを利用している異性の人の印象を聞いたアンケートでは、「理想が高そう」が26.1%と最も多い回答となり、「現実社会と印象は特に変わらない」(23.8%)、「恋愛に対して不誠実そう」(19.9%)と続く。男性よりも女性の方が、マッチングアプリを利用している異性(男性)に対して「恋愛に対して不誠実そう」と思う傾向があることがわかった。

【学生コメント】

同性について質問したときとは順位が入れ替わる結果となり、マッチングアプリを利用している男性に対して「恋愛に対して不誠実そう」という印象を持っている女性が多いことがわかりました。TOP10に対立する印象(「恋愛に慣れていそう」と「恋愛に慣れていなさそう」など)がランクインしている中、「理想が高そう」に対して「理想が低そう」が入っていないことも含め、男女問わず、マッチングアプリを利用している人(特に女性)は「理想が高そう」という印象が強いことがわかりました。

Q11. あなたは、マッチングアプリを通して、何回異性と出会ったことがありますか。(単数回答)【n=248】

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マッチングアプリを通して実際に異性に会った回数を聞いたアンケートでは「出会ったことはない」が39.1%となり、マッチングアプリ利用者の約4割は一度も異性と会っていないことが判明。性年代別で見ると、男性より女性の方が異性と会っている回数が多い傾向が見られる。特に30代女性の「5回以上」会った人の割合は他の性年代より高く、「出会ったことはない」の割合は低くなっている。

【学生コメント】

マッチングアプリを利用している理由として「気軽に・好きなときにできる/やめられるから」と回答していた人の割合を考えると、一度も異性と会ったことがない人が約4割というのは、決して多くはないと感じました。利用している・利用したことがある割合が最も少なかった30代女性が、最も多く実際に異性と会っている結果というのは、初婚年齢や労働環境など、30代女性が恋愛をし難い社会の状況を反映していると考えます。また、単純にこの結果のみから考えると、男性の5回以上会っている人の中にヘビーユーザーがいるということになります。どの利用者層でも4回が最も少ないことから、3回まででやめる/パートナーができるかどうかが境界となっているようです。

Q12. マッチングアプリ上のプロフィール情報で、相手に求める条件と、自身の公開しているプロフィールで選んでもらいたい条件を1位からお選びください。【第1位】(複数回答)【n=664】

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マッチングアプリ上で公開されているプロフィール情報で相手に求める条件と、自身の公開しているプロフィールで見てほしい条件を聞いたアンケートにおいて、相手に求める条件1位として回答されたのは、「写真」(23.8%)、「年齢」(12.9%)、「性格」(12.1%)と続いた。一方見てほしい条件1位として回答されたのは、「性格」(26.6%)、「自己紹介文」(19.4%)、「写真」(12.9%)となり、相手に求める条件とは異なる結果となった。

【学生コメント】

相手に求める条件としては外見(写真)、選んでもらいたい条件としては内面(性格)が最も多い結果となり、現実社会とあまり変わらないように感じました。一方、「自己紹介文」というのはマッチングアプリならではだと思います。選んでもらいたい条件として5位にランクインしている「学歴」ですが、相手に求める条件として1位に選ぶ人は「血液型」の次に少なく、学歴社会と言われている反面、個人にとってはあまり重要ではないようです。

Q13. あなたは、ネット上での出会いが普及することに対してどのようにお考えですか。(単数回答)【n=664】

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ネット上での出会いが普及することに対しての意見を聞いたアンケートでは「よいと思う」と回答した人が41.0%、「よくないと思う」と回答した人が8.7%となっており、よくないと思っている人の方が少数派であることがわかった。

【学生コメント】

Q7では過半数の人がマッチングアプリの利用に対して心理的な抵抗感を持っている、という結果でしたが、「よくないと思う」が少数派となり、ネット上での出会いに好意的である人も多いことがわかりました。マッチングアプリなどのネット上での出会いが増え、一般的になってくると、今よりも好意的に捉える人が増え、自身が利用することに対する考え方も変わっていくと考えます。一方、「よくないと思う」と回答した人の過半数は、犯罪が増加する恐れを理由として挙げており、新たな問題点も表れてくるのではないかと思います。

【調査概要】
1.調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」の
システムを利用したWEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国20~39歳の未婚で現在恋人がほしいと思っており、スマートフォンを所有していてマッチングアプリを認知している男女を対象に実施
3.有効回答数:664名
4.調査実施日:2018年7月12日(木)~2018年7月17日(火)
5.調査立案者:立教大学経営学部経営学科3年次1名

出典元:株式会社ネオマーケティング
https://www.neo-m.jp/

構成/こじへい

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