来週の日本株の読み筋=FOMCに注目、日経平均2万円水準は上値重い

来週の日本株の読み筋=FOMCに注目、日経平均2万円水準は上値重い

  • モーニングスター
  • 更新日:2017/09/15
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3連休明けの来週(19-22日)の東京株式市場では、19-20日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、様子見ムードが先行しやすい。FOMCではFRB(米連邦準備制度理事会)が資産縮小の開始を決定する可能性があり、年内の追加利上げの有無を見極めることも重要視される。金融引き締めの色合いを強めれば、中期的な円安・ドル高基調につながり、「FOMCをきっかけに(日本株は)戻りを強める可能性もあろう」(中堅証券)との声が聞かれる。ただ、経験則上、米長期金利は9月のFOMC後に一時的に低下する傾向があり、円高を誘発すれば株価の重しとして意識されることにもなる。

15日の日経平均株価は反発し、1万9909円(前日比102円高)引け。朝方は、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、小安く始まったが、影響は限定的で売り一巡後は上げに転じた。後場に入り、円相場が対ドルで弱含むとともに株価指数先物にまとまった買い物が断続的に入り、上げ幅を拡大した。北朝鮮情勢に対する警戒感は払しょくされてはいないものの、北朝鮮リスクへの耐性は次第に強まりつつあるようだ。日経平均株価は、年初来高値に迫るTOPIX(東証株価指数)に追随する形で修正高を期待する向きもあるが、同指数は2万円前後でのもみ合いが数カ月におよび、戻り売り懸念から上値は重いとの見方は根強い。

来週のスケジュールでは、国内で20-21日に日銀金融政策決定会合が開催され、21日に黒田日銀総裁の会見が予定されている。海外では、19日に米8月住宅着工件数、米4-6月期経常収支、FOMC最終日の20日にイエレンFRB議長が会見を行い、21日にECB(欧州中央銀行)拡大理事会、米8月CB景気先行総合指数などがある。提供:モーニングスター社

(イメージ写真提供:123RF)

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