グアテマラのジャングルの下に隠れていたマヤ文明の巨大都市が発見される(米研究)

グアテマラのジャングルの下に隠れていたマヤ文明の巨大都市が発見される(米研究)

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  • 更新日:2018/10/12

巨大なピラミッドから戸建ての家にいたるまで、6万1000以上もの古代マヤの建造物が、グアテマラのうっそうとしたジャングルの下に潜んでいた。

古代文化の農業、インフラ、政治、経済などの手がかりを示してくれるこうした遺跡の存在は、ライダー(LIDAR)と呼ばれる光を使った検知測定技術などで明らかになったものだ。

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61,480 Ancient Mayan Structures Discovered in Guatemala

ライダーの技術で明らかになった巨大古代都市

グアテマラのジャングルはとても深く、探索するのは至難の業だ。

そこで研究者たちは、ライダー(レーザー光を使ったレーダー)というテクノロジーの助けをかりて、マヤの低地の2100平方キロ以上に広がる地域をライダーでスキャンしたところ、巨大なマヤの古代都市が隠されていたのだ。

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image credit:Tulane University

「ライダーを使うと、深い森の分厚い茂みの奥まで観察することができる。地表の様子を映し出し、壁や道路、建物などの人工物が特定でき、その位置をマッピングすることが可能だ」ニューオリンズのテュレーン大学、中米研究センターの所長、マルチェロ・カヌートは語る。

空からのライダースキャンは、ペテン、グアテマラの都市部と地方を含めた12の地域のマヤの定住地をカバーした。

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image credit:Tulane University

1100万人の人々が暮らしていた

住居、大きな神殿、儀式の中心地、ピラミッドなどが写る映像を分析したところ、紀元650~800年頃の古典期後期には1100万人の人々がマヤの低地に暮らしていたことがわかった。

この数字は、これまでの概算と一致している。

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image credit:Tulane University

これだけ多くの人口を維持するためには、大規模農業が必要だったはずだ。ライダーによって、かなりの範囲の湿地が農地に変わっているのがわかっても不思議ではない。

この研究はサイエンス誌で発表された。

via:.tulane.edu/iflscience/ written by konohazuku / edited by parumo

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