「結婚はお金で買えるのか」をデータで検証してみた

「結婚はお金で買えるのか」をデータで検証してみた

  • MONEY PLUS
  • 更新日:2018/07/13

ある50代女性から、こんなご相談を受けました。「20代半ばの息子が彼女にフラれて落ち込んでいます。やっぱり女性はお金なんだ、っていうんですよ」。

詳しくお話をうかがってみると、フラれてお金持ちの彼氏に乗り換えられた、という話ではありませんでした。学生時代からお付き合いしていた2人が就職し、彼女は正社員として勤務する一方、彼のほうは詳細を省きますが、離職して職探しなど、どうやら仕事が定まらない様子。

「(恋愛は)やっぱりお金なんだ」という根拠は客観的に見いだしにくい状況ですが、フラれた時点での稼ぎだけを比べるならば、彼女のほうが稼いでいたのかもしれません。しかし、それをもって「やっぱりお金」というのは違和感があるように思います。

この「女性はやっぱりお金、それは本当に?」という違和感に関して、興味深いデータがありますので紹介したいと思います。

3割超の若い女性は割り勘デート肯定派

クレジットカード大手のジェーシービー(JCB)が2018年1月に20~39歳の働く女性1000人(20代500人、30代500人)を対象に行ったアンケート調査によると、「デート代は割り勘にすることが多い」という質問に対して「はい」と回答した女性が36.9%にも達しました。

つまり、今の若い女性の3人に1人以上は、割り勘でデートすることに抵抗がないのです。

今の20歳から39歳の女性というと、だいたい高卒2年目もしくは大学2年生から、高卒21年目もしくは大卒17年目の社会人の女性となります。彼女たちはそのお母さん世代と異なり、20~30年以上前に施行された男女雇用機会均等法や育児介護休業法の施行後世代です。

女性の社会人進出後の世代ですので、「男性がおごらないとデート費用は親持ちになる」といった世代ではありません。

一方、民間の結婚支援の現場では、40代以上女性の結婚支援の場合、「男性がおごる」「女性は見せ財布(払いますと言って実際は支払わない)」が暗黙の成婚率上昇ルールとなっているようです。

しかしこれは、その世代の女性たちが就職する・社会に出る際の社会背景が異なったために仕方がないともいえます。

40代の女性も一応、女性の就業に関する法制度整備後の世代ではあるのですが、法律施行後の試行錯誤期間の新卒世代であり、また1991~1993年のバブル崩壊後の就職氷河期に直面した世代でもあります。当時は女子大を出たものの、正社員就職ができなかったという方も少なからずいました。

こうした時代背景の違いから、40代以上の男女にとっては「本当に?」となる割り勘デートも、今の若い男女にとってはそんなに不思議ではないデートになってきています。

かつての「三高男子」は人気急落

次に、同じJCBの調査において、「結婚相手に選ぶならどんな人がいいか」という質問に対しての結果を見てみたいと思います。

No image

20代・30代の1,000人の女性の回答から見えてくることは、一言で言うならば「かつての三高男子の人気急落」です。今回のテーマである「女性はやっぱりお金、それは本当に?」の視点からこのデータを見ると、女性はやっぱりお金だ、という見解はまったく見当外れに見えます。

高収入な人を結婚相手に選ぶとしている女性も確かにいるにはいるのですが、5人に1人もいないという結果です。

一方で、家事や育児をしてくれる、浮気と無縁で自分にだけ優しい、といった、親世代から見ると「これって、男性が女性に求めている条件では?」と見まがう回答が圧倒的に多くなっており、およそ2人に1人の若い女性が選択するという結果となっています。

時代背景的に考えるならば、今では男女とも大学進学率が約5割ずつとイーブンとなっていますので、結婚相手に求める条件にも学歴同様「性差の壁」がなくなってきているということかもしれません。

やっぱり女性は一途な男性が好き

データの解釈はそれぞれ、とはいえ、2018年現在の上記アンケートから見える20代・30代の働く女性が選択する結婚相手は「お金とは別の条件を持っている男性たちである」ということが言えるでしょう。

「1位:家事・育児/2位:浮気をしない」という約半数の女性が選んだ選択肢からは、「私(との家庭生活)だけを一途に見てくれている男性」を若い女性が結婚相手に希望していることが強く伝わってくるように思います。

いくら経済力があっても、学歴が高くても、背が高くても、自分だけを見てくれない異性をあえて選ぶ意味がないのは、「その人が1人でも暮らしていける経済力を持っているならば」男性も女性も同じではないのでしょうか。

結婚相手に若い女性が最も求めている「自分だけを見てくれる」条件の次は、「3位:仕事を頑張る/4位:会話が面白い/5位:節約上手で家計に優しい」です。社会でも家庭でも、何かとチームプレーが得意そうな男性の特徴となります。

そして、それを求めることが困難な場合の、より下位の結婚相手の条件として、ようやく「6位:収入安定優良企業勤務(23.0%)/7位:高収入」というお金条件が出てきます。

いかがでしょうか。データからは、若い女性を求める男性は、お金にこだわるよりも、むしろ「家庭的男性力」を身につけるほうが、その心をつかむためにとても大事なことが示されているようです。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

恋愛カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
「食欲」がわかっていれば、婚活しなくてもサクッと結婚できます
女子が無意識にやってる♡人気の色っぽ仕草TOP5
これが男の本音。彼の中で「この先付き合うか」はエッチ前に9割決まっている!
溶け合うように幸せなセックスがしたい。宮台真司×二村ヒトシの「幸せに愛しあうための叡智」
スリルってドキドキ!「みんながいる場所でイチャイチャ」なシチュエーション
  • このエントリーをはてなブックマークに追加