苫小牧駒大・伊藤が1年“浪人”乗り越え全国1勝

苫小牧駒大・伊藤が1年“浪人”乗り越え全国1勝

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2018/06/13
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日本文理大対苫小牧駒大 完投勝利でガッツポーズする苫小牧駒大・伊藤(撮影・柴田隆二)

<全日本大学野球選手権:苫小牧駒大4-2日本文理大>◇12日◇1回戦◇東京ドーム

苫小牧駒大(北海道学生)の最速154キロ右腕、伊藤大海(ひろみ)投手(2年=駒大苫小牧)が、日本文理大戦で2失点完投し全国初勝利をもたらした。1年時に駒大を退学し昨春苫小牧駒大に再入学。10三振を奪う投球で存在感を示した。

苫小牧駒大の最速154キロ右腕、伊藤が5安打2失点で最後まで投げきった。直球は最速151キロをマークし、スライダーとカットボールを織り交ぜ10個の三振を奪った。「先制点を与えたのは反省だけど制球も良く抑えられた」。同校2度目出場での全国初勝利に貢献し、笑顔がはじけた。

リーグ戦では8試合登板し、52回を2失点で97奪三振。奪三振率は16・79とライバルを圧倒し、チームを大舞台に導いた。「大舞台に興奮するところが自分の良いところ」。全国デビューに緊張はなし。準備運動の段階でこの日の絶好調を確信。「勝てる」と自信を胸にマウンドに向かった。

16年春、駒大に進学するが半年後に中退。昨春、地元の苫小牧駒大に再入学した。連盟規定により1年間は公式戦に出場できず、練習のみ。野球人生で最もつらかった“浪人生活”を乗り越えた勝利に「ご褒美のようでうれしい。遠回りはしたけど最短で結果を出せて良かった」。2回戦の相手は慶大。駒大苫小牧時代にセンバツで1勝した右腕は、観客も増える球場の雰囲気を楽しみにする。「自分のやってきたことを出し切りたい」。北の剛腕が本領を発揮する。【西塚祐司】

◆伊藤大海(いとう・ひろみ)1997年(平9)8月31日、北海道鹿部町生まれ。野球は鹿部小2年から始める。鹿部中では函館東リトルシニアに所属。駒大苫小牧高では1年秋からベンチ入り。14年センバツに出場し、初戦の創成館(長崎)では3安打完封勝利。16年駒大に進学、同年10月に退学し17年から苫小牧駒大に再入学。今春のリーグ戦では最高殊勲選手賞とベストナインを獲得。175センチ、80キロ。右投げ左打ち。

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