株価2倍、3倍も当たりまえ!?小型成長株で狙う株投資の勝ちワザ

株価2倍、3倍も当たりまえ!?小型成長株で狙う株投資の勝ちワザ

  • @DIME
  • 更新日:2019/02/23
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株式投資で儲けて話題となった人は大勢いるが、何年にもわたって利益を上げ続ける人は少ない。偶然や幸運が重なって、一時的に儲かるケースが多いからだ。一攫千金とはいかないまでも、毎月着実に稼ぐ方法はないのだろうか?そこで、会社員として働く傍ら、少ない資金で投資を始め、長期にわたり結果を出した真の実力者4人に取材。投資経験がゼロでも真似ができる、再現性の高い投資法を伝授してもらった。

会社員だからこそ勝てる!『小型成長株』

株式市場ではベテランの個人投資家やプロの機関投資家に交じって投資をすることになる。そこで経験の浅い初心者でも勝てて、会社員なら有利に戦えるのが小型成長株投資だ。

[こんな人にオススメ!]

□ 経済にも強くなってゆくゆくは本格的に株式投資をしようと思っている
□ 詳しい専門分野やこだわりの趣味がある

規模が小さい会社こそひとつのヒットで大化けする

株の分類方法に「大型・中型・小型」がある。

「株価×発行済み株式数」で算出される「時価総額」で分類され、東京証券取引所(以下、東証)は、時価総額2000億円以上を大型株、1000~2000億円未満を中型株、1000億円未満を小型株としている。時価総額は会社の規模を表わしていると考えていい。

投資対象としての小型株の魅力はパフォーマンスの良さだ。左のグラフは東証が発表している各指数を比較したものだが、過去3年間では、ほぼ一貫して小型株は大型株、中型株を上回っている。

なぜこのように小型株の上昇率が高いのかというと、会社の規模が小さいため、利益の変化率が高くなるからだ。

例えば、国内最大の時価総額22兆円を持つトヨタ自動車の2018年度の経常利益は2兆4000億円。ひとつのモデルが大ヒットして100億円の利益をもたらしても、全体の増益率は0.4%にすぎない。

それに対して、『いきなり!ステーキ』が大ヒットした小型株のペッパーフードシステムは、2017年度に経常利益が約14億円増えただけで、増益率は約240%となった。その結果、株価は一時10倍以上になったのである。

このように、小型株はひとつのヒットで業績が様変わりし、株価は2倍、3倍当たり前、という上昇につながりやすいのである。

しかし、そんな成長性の高いヒットを生み出す銘柄を、投資の初心者が見つけることができるのだろうか……それができるのである。

シングルマザーで投資経験ゼロだったにもかかわらず、今では株式投資セミナーの人気講師となった藤川里絵さんは、「会社員としての専門知識は、企業の成長力を判断する時に、すごく有利に働きます」と話す。

早速、次のページでノウハウについて紹介してもらおう。

小型株のパフォーマンスは抜群!

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過去3年間は小型株の上昇率が大型株、中型株を上回った。グラフ上の各指数は、東証が時価総額に加えて流動性を考慮して分類したもの。

小型成長株投資のメリット&デメリット

[メリット]
・ヒット商品で企業収益が一変する
・プロのアナリストがチェックしていない
・身近な企業が多く業務内容がわかりやすい

[デメリット]
・株価の変動が比較的激しい
・中・大型株に比べて流動性が低い

日常生活は投資情報の宝庫。頭を投資脳に切り替えよう

投資を始めてから7年。年間損益で負け知らず!藤川里絵さんの場合

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藤川里絵さん

金融系教育機関「ファイナンシャルアカデミー」にて株式投資をはじめ多くのセミナーを担当。2010年より株式投資を始め、年間の損益がマイナスになったことがない。メルマガ「藤川里絵の勝ったり負けたり〝赤裸々〟株ノート」平日毎日配信。

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『月収15万円で株投資をはじめたわたしが5年で資産を10倍にした方法を書き込みながら実践する本』(扶桑社)。巻末に「株ノート」付き。

小型成長株投資ではプロとの差はない

2010年から株式投資をスタートして、初めて大きな利益を得たのが眼鏡屋さんのJINSです。

現在は店舗数も400を超えておなじみの会社となりましたが、2012年は時価総額が100億円を超えたぐらいでした。

ただ、当時すでに売上高と営業利益は順調に伸びていて、店舗もおしゃれな内装で、いつお店を覗いても男女問わず若い人で混雑していました。そんな眼鏡屋さんを見たのは初めてでした。

自分も同社のPC用メガネを購入し、周囲でも使う人が増えていったので、「この会社はこれからまだまだ伸びる」と考え、2012年3月に株価約1200円で購入しました。

その後、1年間で営業利益が2倍以上に。株価は売却した2013年2月には、約4200円まで上昇したのです。約3.5倍になったわけです。

このように、大きく成長する株であれば、自分の日常生活における肌感覚で「売れているな」と実感してから、その会社の株を買っても十分間に合います。

なぜなら、金融機関のアナリストは主に大型株を分析の対象としていて、小型株はほとんどチェックしていません。

小型株に関しては、プロと個人投資家で情報力の優劣はほぼないと言えるからです。

会社員なら情報力で優位に立てる可能性大

そして、会社員の方々なら、働いている業界のビジネスについては、一般の人よりもはるかに詳しいはずです。

同業他社の新しく登場した商品やサービスについて、〝専門家〟の目でヒットするかどうかが判断できるのではないでしょうか。

仮に自分ではわからなくても、会社の同僚で判断できる人がいると思います。

また、ヒットした場合、その会社の利益にどれだけのインパクトがあるのか、そうしたことを考える〝投資脳〟に頭を切り替えれば、特別な情報収集をしなくても、日常生活で投資のヒントを得ることができるでしょう。

ピンときた時は、まず、その会社が上場企業かどうかを調べてください。上場会社だったら、ホームページや会社四季報で、業績動向や財務状況、株価の動きなどをチェックします。その際のポイントを挙げたので参考にしてください。

【2019年をこう読む!】

米中間の貿易摩擦によって世界経済は減速し、日本の株式市場も調整局面が続く見通し。海外の売上高比率が高い企業は世界経済の影響を受けやすいので、収益のほとんどを国内で稼ぐ、例えば「衣食住」に関連するような業種から銘柄を選ぶほうが無難でしょう。

●愛読書は『会社四季報』

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全上場企業の業績動向などを掲載する個人投資家のバイブル。年4回刊。定期購読している藤川さんは入手した日に全約2000ページに目を通すとか。

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投資の利益は株式に再投資をするのが基本。初めてモノに投資したのが、昨年始めたゴルフに使う道具一式。

本特集に記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行なって下さいますよう、お願い致します。また、掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失を被っても損害等の保証は一切行なっておりませんので、予めご了承下さい。

取材・文/松岡賢治

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